しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを求めない

自家製ことわざ集

「百里の道を行くものは一里を半ばとせよ」が出たついでに…
元の「百里の道を行くものは九十九里を半ばとせよ」というのも実感としてよくわかる。完成間近だと思っていたら思わぬ見落としに気づいて「ぎゃ!」という経験は、技術畑の人間は(でなくても?)誰しも身に覚えのあることで。だがここで「じゃあ一里と九十九里とどっちが本当の半ばなんだ?」とか、あえて整合をとらないのが粋というものであろう。
元の方が気に入らないのは「百の説法屁一つ」屁ぐらいで人間性を疑う奴の方が人間性を疑われるべきである。むしろ実感としては「百の説法怒気一つ」感情的になりやすいことへの自戒を込めて。
「色の白いは七難隠す」色が白いぐらいで七難隠れてたまるものか。実感としては「新しいのは七難隠す」隠れていた七難が出てきたときが怖い。買い手としても、作り手としても(もう現場を離れてずいぶんになるが)。
自家製ではないが「明日できることは今日するな」遠藤周作氏の名言。元の「今日できることは明日するな」というのも、それはそれでアリだと思う。
追記:
「将を射んと欲すればまず将を射よ」石ノ森章太郎氏が『ワルカロー』というマンガに書いた名言。馬を射てから将を射ようとすると、失敗する可能性が倍になるだけかも知れない。直接に将を射ることができるならば、さっさと将を射ればよい。