じゃ何がいいかというと「もともと日本語で書かれた」「対話(対談)形式の」「ノンフィクション」というのが一番読みやすい気がする。ただし読みやすいというのもクセモノで、例えば、だいぶ前に読んだ本なのだが立花隆・利根川進の『分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか 精神と物質 (文春文庫)』なんか内容的には相当高度なことが書かれていたような気がするのだが、上記の三点セットが揃っていたおかげでツルッと読めてしまった。しかし読めたからと言って内容を理解しているかというと、はなはだ心もとない。もし内容を他人に説明しろなどと言われたら、お手上げである。本はある程度苦労をしながら読むべきか?いや、やっぱり読みやすいほうがいい。と言うか、ちょっと読みにくい本だと簡単に挫折するのだ○| ̄|_