しいたげられたしいたけ

人権を守るには人権を守るしかない。人権以外の何かを守ることにより人権を守ろうとする試みは歴史的に全て失敗した

久しぶりに洋書を一冊

Wendy Northcutt "The Darwin Awards II" (PLUME)

The Darwin Awards II: Unnatural Selection

The Darwin Awards II: Unnatural Selection

某掲示板でだいぶ以前から話題になっていた本だが、我ながらあきれるほど長くかかってやっと読んだ。
情けない死に方をしたり死ぬ一歩手前まで行った話のコレクション。パート1は講談社から訳が出たが品切れになっている。日本人のセンスには合わないだろう。私だって「情けない死に方」という文字をタイプするだけでも抵抗感があるんだから。
一つの話題が短いのは半ページ、長いものでも3ページで完結しているから、読みやすいかなと思ったら、さにあらず。教養のある英語国民というのは、とにかく持って回った表現が好きなのだ。例えば同じ事柄を言うのに、絶対に同じ単語を繰り返し使いたがらない。単語を変え言い回しを変え表現するのを好む。また文章の脈略に関係なく、頭韻を踏めそうなところではためらわずに頭韻を踏む。脚韻は言うに及ばず。おかげで未知の単語の多いこと多いこと。こういうときに辞書を引くのを惜しんではいけないことを経験上知っているので、丹念に辞書を引きながら読んだのだが、おかげで全10章の1章分を読むのに早くて1日かかった。日本語だったら1日で一冊読めるぞ、たぶん○| ̄|_