「三寒四温」とか「一雨ごとの暖かさ」というのは、理屈の上ではよくわかる。冬型の気圧配置を「西高東低」と言うが、あれは日本列島の東方に低気圧が、西方に高気圧がある状態で、台風を思い出せばすぐわかるように、低気圧は地表から見ると中心に向かって左回りに風が吹き込んでいる。つまり北極に近い大陸の冷えた空気が日本列島を覆うわけで、寒くなって当たり前なのである。逆に、二〜三日して高気圧が日本列島の上を通り過ぎると…と何を気象予報士のようなことを言っているんだ？
まあまだ二月半ばだから全然油断はできないが、それでもあったかいのはありがたい。
