しいたげられたしいたけ

建築家は外装の失敗をツタで隠し、料理人は味付の失敗をマヨネーズで隠し、政治家は内政の失敗を戦争で隠す

養老孟司『超バカの壁』(新潮社新書)

超バカの壁 (新潮新書 (149))

超バカの壁 (新潮新書 (149))

バカの壁」シリーズ第三弾だが、「バカ」からも「壁」からもどんどん遠ざかっているな、というのは思わずにはいられない。しかし著者の「あいまいなことをあいまいなままで残しておけばいいじゃないか」というような意味の、人生の知恵みたいなものは、わりと共感できる気がする。