🍉しいたげられたしいたけ

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竹内淳『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』(講談社ブルーバックス)

高校時代とは言わない、自分の大学の学部生時代に、こういう本があってほしかった!
最近はどうだか知らないけど、昔の工学部の授業では、シュレディンガー方程式が天下り式に与えられて、それをいきなり変数分離法か何かで解いてさまざまな応用に使っていた。
高校物理のレベルから明らかなギャップがあったのだ。
もちろん自分でその気になって、ものの本を調べればいくらでも調べがついたことだろうが、その「ものの本」というのの大半は難しすぎて、私なんぞの歯の立つしろものではなかったのである。
本書の場合、高校物理レベルの「波の振幅を表す式」=波動関数からスタートして、歴史的なエピソードを交えながらシュレディンガー方程式を導出してくれるので、物理的なイメージが掴みやすくてありがたい。
ところで、「はてな」で数式がどの程度表記できるか、ちょっとテスト。
波動関数Ψ=Aei(kx-ωt)(本書p53の⑨式)
時間に依存しない波動関数Φ=Aeikx
時間に依存しない一次元のシュレディンガー方程式
(- h 2 δ 2 +V )Φ = EΦ
2m δx2
(本書p59の⑫式)
うーむ、イマイチだな…やっぱり画像で作って貼り付けようっと。