しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

電脳事務『最新Webテクノロジー Web2.0時代に欠かせないIT知識が身につく』(サイエンス・アイ新書)

最近Web2.0という言葉がちょくちょく目につく。何を指してWeb2.0と称するのやら、と思って読んでみた。
RSS、ブログ、SNS(mixiとかの、アレ)、IP電話…ふんふん、わかるぞ。使ってないのもあるけど。Gmail、悪いけど知らんぞ。なんだ、GoogleがやってるWebメールのことか。Webアプリにマッシュアップ…これもあんまり私には馴染みがないな。ま、便利なものであれば今後必然的に巻き込まれることになるだろう…
てなわけで、普通にパソコンおたくだかネトヒキだかをやっていれば、知らず知らずのうちに見聞きしたりいじったりしたことのある技術の名前が並んでいることが、わかった。
しばらく前にもてはやされて、今は手垢がついてしまった言葉に「マルチメディア」というのがあるが、あれを思い出した。
いや、「マルチメディア」という言葉はそれなりに生き残っている。それは「マルチメディア」という言葉が、「マルチメディアではないもの」との明確な境界線を持っているからである。対置される概念=マルチメディアでないメディア(媒体)とは、ずばり紙である。紙には印刷できなかった音声・音楽・動画・アニメーションなどを、コンピュータがまとめて扱うことができることを指して「マルチメディア対応」などと称したのだ(写真などの静止画もマルチメディアに含めることがあるが、こちらは紙ではなく昔ながらのキャラクタディスプレイ─文字しか表示できないディスプレイ─を念頭に置いてのものであろう)。
してみると、「Web2.0でないもの」との境界線がお世辞にも明確とは言えないWeb2.0は、早晩死語化するであろうと私は予測するが、どうだろうか。