しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

生まれて初めて、目の前にカミナリが落ちるのを見た

夜の8時半頃だったと思う。コンビニで買い物をしていたら、聞いたことのないような鋭い大音響とともに、ガラス扉の外側の交差点の向こう側あたりに、一瞬、火花が飛ぶのを見た。
落ちたのは、百メートルぐらいの距離だっただろうか?火花は小さく見えたが、人間の体ぐらいの大きさがあったかも知れない。こちらは屋内だったので、完全に安全だったとは思うのだが、恐怖で反射的に体が反るようにビクッと震えるのがわかった。
本当に一瞬の出来事だった。
学生アルバイトらしいコンビニの男性店員は、完全に素に戻って、手を止め「落ちたね?」なんて他の店員としゃべり始めた。私の方を向いていたため、落雷の瞬間は見えなかったようだ。運の悪いことである。
これがテレビだったらリプレイしてくれるんだけど、リアルとあっては再生不能である。だが、そう何度も体験したいようなものでもない。特に、音が違うのだ。遠くで聞こえる「ゴロゴロ」とも違う、比較的近くで聞こえる「ピシャー」とも違う、形容不可能としか言い様がないのだが、とにかく短く、鋭く、大きな音であった。
車で移動していたので、コンビニを出て、落雷があったとおぼしきあたりに近寄ってみた。スーパーの駐車場のような場所だった。だが、暗くて何も見えなかった。