しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

近所のマックで六十過ぎぐらいのバイトさん(男性)に当たった

面倒だったので、近所のマックで食事を済まそうと思った。
表にでかでかと「アルバイト募集、時給800円」という垂れ幕が出ていた。
ひでえな、最低賃金ぎりぎりだよ、しかし、幸い今のところ仕事はなんとか回っているが、ちょっと調子が悪くなったら、私もこういう仕事のお世話にならなきゃならないかも知れないな…てなことを考えながら、店に入った。
そうしたら、レジに立っていたのが、タイトルのような人だった。
最初、偉い人かなんかかと思った。ところが、他のバイトさんからレジの打ち方を指示されたり、明らかに下の扱いを受けているのだ。二十代そこそこのねーちゃんとかから。
ビッグマックセットの持ち帰りを頼むと、「ポテトのMひとつ、コーヒーのMひとつ」などと、声に出して確認しながらレジを打っている。
そして、持ち帰りを頼んだのに店内用のトレーに並べたり、コーヒーのフレッシュやマドラーをつけ忘れたりする。
何というか、マックという店のことがよくわかっていないという印象。
マックに限らず、コンビニなどでけっこう歳のいったバイトさんを見かけることが多い。しかも定着率はよさそうには見えず、次に行ったときには姿を消していたりする。
マックやコンビニじゃないけど、実は私も学生時代にチェーン店の接客業のバイトをやったことがある(書いちゃえ!ラーメンの「寿がきや」だ)。あれは若いときでもキツかった。立ちっぱだし、気疲れするし。
年取ってからやる仕事ではない。しかしやらざるを得ない事情があるのだろうか?外見だけで他人のことを忖度するのは失礼以外のなにものでもないだろうが、ついあれこれと想像してしまう。
将来というものに猛烈な不安の漂う、今という時代の一断面ということで。