しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

建託会社が田舎の小金持ちから資産を巻き上げる方法

というのを、久しぶりに帰った実家で聞いてきた。本当かどうかは知らん。
カモは、駅の周辺などにちょっとした土地を持っている田舎の小金持ちである。建託会社はカモの小金持ちに、アパート経営を持ちかける。
まず建託会社は小金持ちに、土地を担保に銀行から金を借りさせる。あくまでも借り手は小金持ちだ。
このあたりで、すでに建託会社の「どう転んでも自分のところは損をしないぞ」という意図が感じられる。
でもって建託会社は「建物はうちで建てる。資材はすべてうちで用意する。借り手もうちが探す」という一見至れり尽くせりの契約を、小金持ちと結ぶ。
第一の落とし穴は、資材や工賃などのコストが、相場に比べて数割から数倍程度、割高なことだ。
しかし、ここが建託会社の巧妙なところなのだが、それでもアパートが満室になればコストを差っ引いても小金持ちにはけっこうな収入が入るように、家賃その他を設定するのだそうだ。
第二の落とし穴は、せっかく建てたアパートが、なかなか満室にならないことだ。
借り手は建託会社の不動産部門が斡旋するのだから、さじ加減一つでその辺はなんとでもなる。アパートが満室にならないからといって小金持ちが自力で借り手を探そうとしても、全然見つからないことはないかも知れないが素人の力には限界があるだろう。期待通りの家賃収入が入ってこなくても、小金持ちは涙を呑むしかない。
第三の落とし穴は、リフォームである。二、三十年が経過すると、建物にはガタが来る。空き室があると痛みも早い。そこで建託会社はいろいろと難癖をつけ、修理を持ちかける。もちろん工事を行うのは建託会社である。資材や工賃はことごとく割高に設定されている…
なんでも実家の近所にアパートを何棟も経営していたお宅があるそうだが、最近とうとう経営していたアパートを売りに出してしまったのだそうだ。
なんでそんな話になったかというと、私自身のすけべえ根性に他ならない。一昨年の1/8のエントリー にちょっと書いたが、実はうちの実家も、猫の額ほどの土地を持っているのである。どうにも仕事に行き詰まったら田舎に引きこもってアパート経営の真似事でもと思ったのだが、世の中そんな甘いものではないらしい。
つか多分、実家のほうでもとっくに情報を集めて検討してたんだろうね。
そんな話を聞いてから帰りの電車に乗ると、駅周辺のアパートの入居者募集の看板が、目に入ること目に入ること…