しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない。

元朝鮮人従軍慰安婦写真展@新宿ニコンサロンを観てきた

あんなことがなけりゃ、こういう写真展があるということすら知らなかった。映画『靖国 YASUKUNI』の時もそう思ったけど、宣伝になっちゃったね。
念のために「あんなこと」とは、こんなこと↓
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY201206220346.html
ネットの影響力なんて笑っちゃうほど微々たるものなのに、いったい何を恐れているのだろう?現に会場は静かなものだった。つかメディアの影響力こそが、今も昔もゾッとするほど巨大なのだ(このことは改めてしっかり考察しとかなきゃならないと感じる)。
新宿ニコンサロンというのは新宿西口の高層ビルのワンフロアにあり、意外なほど狭かった。学校の教室の半分ほどか。まあ高層ビルのフロアは案外狭いものだけど。そこにモノクロ写真のパネルが30〜40ほど掲げられていた。
その狭いスペースに20人ほどの来客がいたから、盛況だったんじゃないかな。隣りの会場で日大芸術学部写真科の写真展もやっていたが、そちらは2〜3人しか来客がいなかった。どちらも無料だから慰安婦写真展から流れた客かも知れない。
説明パネルは1枚だけ。あとは写真のパネルのみ。写真こそを観てほしい、というのがカメラマンの思いだったからかも知れない。中身が空疎な人間ほど、多くの空虚な言葉を玩ぶ。このテーマは我々にそうした多弁を許さない。
モノクロ写真パネルが並べられた壁際に、小ぶりだが色鮮やかな花束がいくつか立て掛けられていた。来客の誰かが持参したものだろうか?
その花束の色彩に、なによりの能弁を感じた。