しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

頼まれ仕事がお蔵入りした(T_T)

9/8のエントリーで書いた、ちょっとしたパソコン仕事の件です。多分お蔵入りだと思うので、もう少しだけ詳しく書いてみる。Wordでできているパンフレットのデータを、ホームページビルダーのテンプレートにコピペしたのだ。

頼まれたのは近所で店舗を経営する社長さん。私の方が客である。元々は業者にお店のHP作成を委託していたが、契約を打ち切ったと言っていた。私には「HPの公開は、ほとんどタダでできるんでしょ?」みたいな形で相談が来た。

そのお店で契約しているプロバイダを調べたら、大手で、無料webサイト提供サービスも当然やっていた。社長さんの目の前でサイト開設の手続きをやって見せたら、「おおっ」とか大げさに喜んでくれた。

ホームページビルダーをいじるのは何年ぶりくらいだろう?私の持っているものは、バージョンとして10年近く前の年次が表示されている。それを再インストールして(何度もリカバリしてるので消えていた)そのお店のイメージカラーに近いテンプレートを選び、Wordのデータをもらって持ち帰り、サンプルということでぺたぺたと貼り付けた。

一応このまま公開してもいいかなと、自己満足できる程度の完成度には仕上げたつもり。

社長にそれを見せたところ、喜んではくれたんだけど、渡したパンフレットのデータが古いので新しいものを作りたいという意味のことを言われ、公開は延期となった。なんか多分このまま終わりになってしまいそうな気配。

そもそもこの社長は、自分でかなりパソコンが使える人で、もらったWordファイルのレイアウトも手慣れたものだったし、ファイルをもらうときもUSBメモリを持っていなかったのでオンラインストレージを開いたら「それ面白いですね」と言われ、「お気に入り」にリンクを入れてあげたら、次にお店を訪れた時にはデスクトップにアイコンができていた。

ホームページ作成支援ソフトがあれば、自分でサイトを作成しアップするくらい造作もないことだろうなと想像する。

ところで業者に頼んでいたというサイトなのだが、すでに消えていてネットには痕跡しか残っていなかったが、jpドメインを取得していたり、そのURLが各種タウン情報サイトに登録されていたり(もちろんSEO目的だろうし登録それ自体にも意味があるだろうけど)、きっちりとした仕事ぶりを感じた。

HPそのものは見ていないが、多分、最新技術を駆使したものだったろう。私は、もう一昔ほど前の話になってしまったが、HTMLを独習したあとJavaScriptcgiを勉強しかけたところで、技術の進歩があまりにも早すぎてついていけず落ちこぼれ、今やcssなにそれ?HTML5おいしいの?な状態である。試作品も当然HTMLしか使っていない。

そして、どのくらいの料金がかかっていたかは知らないが、HPが顧客獲得にはほとんどつながらなかったであろうことも、想像ついてしまった。この社長にとっては、つか大部分の社会人にとっては、とりあえずネット上に自分の会社や店舗の情報があって、それが検索で出てきてくれれば十分なのだろう。

何日か前に「はてな」の匿名ダイアリーに、web開発系のいわゆる「ブラック企業」に勤務する関係者からと思われる投稿があった。上がらない賃金と早すぎる新技術開発を愚痴ったものだった。愚痴るというより、ぎりぎりまで追い詰められているようだった。探したが再発見できないので、リンクを貼ることはできない。

こういう形の需要と供給のギャップというのもあるのだなぁ、と思った。