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真宗高田派本山専修寺の秘仏「一光三尊佛」御開扉を見てきた

期変わり最後の休日。何をしようか迷ったけど、ツアー旅行に行ったら届くようになった旅行代理店からのダイレクトメールで、三重県津市にある真宗高田派本山の専修寺というところで、17年に一度という秘仏開帳があるのを知り、見に行った。ツアーではなく鉄道を使った単独行で。

最寄り駅の紀勢本線一身田駅。名古屋からは「快速みえ」で津まで行き、そこから折り返す。立派な駅舎だけど、無人駅である。

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 街を挙げてのイベントのような雰囲気になっていた。ノボリも立ってたし。

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 「唐門」。真宗高田派の本山だけあって、立派。

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 さらに立派な「山門」が隣り合っている。真宗高田派には、三重県津市の「本山」の他に、栃木県真岡市に「本寺」というのがある。そちらも寺号は専修寺という。「本寺」の方はまだ参詣していない。

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 山門の正面に、「御影堂〔みえいどう〕」と称する本堂があって、ここで秘仏御開扉をやっていた。写真撮影は遠慮した。「一光三尊佛」というのは、一つの光背の前に阿弥陀三尊が並ぶ形式で、長野の善光寺の本尊もこの形式だそうだが、善光寺本尊は絶対秘仏なので見ることはできない。

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 「御影堂」の隣、先ほどの「唐門」の正面に「如来堂」という建物がある。こちらも内に入れる。本尊は阿弥陀如来立像だった。なんでそうなのかは知らないが、真宗の大きな寺院には、こんなふうにお堂が二つ並ぶところが多い。京都の東西本願寺や、名古屋の東別院もそう。ただし「如来堂」ではなく「阿弥陀堂」と呼ぶなど、細かい違いはある。

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 多くの寺院では「本堂に入れる」ということを知っていると、旅の楽しみが少し増えるかも知れない。いや伊豆の修禅寺では入れなかったな。あれは到着した時刻が遅かったからか。確か5時を回っていたかも。あと教会も入れてくれるところが多い。

境内案内。

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 本堂を斜めから見ると、正式名称は何て言うのだろう、屋根を支える木材の部分に打ち付けられた金具が、金色と緑色に映えてとても美しく感じた。残念ながら写真ではよくわからないが。(追記:「破風〔はふ〕」と言うらしい)

あと境内のサクラがきれいだった。前日までに1日おきぐらいに夜中に雨が降ったり、突風と形容したいような強い風の吹く日があったり、サクラに優しくない天候が続いたが、けなげに花びらが残ってくれていた。

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 帰り際に、山門の隣に日の丸の丸の部分を赤い長方形に変えたような不思議な旗が掲げられているのに気付いた。

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東側の門は「太鼓門」という名前がついていて、独特の形をしていた。案内板によると、楼の最上階には、かつて本当に大きな太鼓があったそうだ。

こちらにも例の旗が…宗旗とでもいうモノなのだろうか?

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 帰りは気まぐれで、第三セクター伊勢鉄道の東一身田駅から津に戻った。一身田駅とは駅舎にえらく差があるが、ダイヤはどちらも毎時ほぼ一本で、さして変わりはないのがちょっと面白く感じた。

津から名古屋まで約50分。通勤圏内と言っていい手軽さだが、疲れが出ないちょうどいい気分転換の小旅行ではあった。

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