🍉しいたげられたしいたけ

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古〜いカセットテープを処分する

10月7日のエントリーに、フロッピーディスクのまだ残っていた分を廃棄したことを書いたが、それどころじゃないもっと古いものが出てきた。学生時代に録りためたカセットテープだ。30年くらい前のものだ。
再生機器はまだ持ってるから試しに聴いてみてもいいけど、寿命の短い磁気メディアのことだから、まあ処分するしかないだろう… と思いつつ、分別作業を始めたら、廃棄することにものすごい抵抗を感じた。当時の思い出が、もわっと蘇ってきたのだ。
捨てるしかないんだけど、せめていつものガラケーで写真を撮っておこう。

生協ブランドとか、どこのメーカのものかもわからない廉価品。SonyやMaxellなどもうちょっと名を知られたメーカのものもあるが、どっちかつとこれらの方が懐かしい。当時はレンタルレコード店が創業されたばかりで、それがけっこう話題になったりしていたが、レコードを借りる金も惜しくてラジオ放送を録音していた。「エアチェック」なんて言葉は、今の若い人には通じないだろう。CDが出現するのがこの少し後で、それから今のようなダウンロード全盛の時代がやってくる。写真右下にBeatlesという文字がかすかに読めるけど、今どきBeatlesを聴こうと思ったらYouTube他でいくらでも聴けるようになってしまった。これ当時ワープロなんかなかったからシール一枚一枚貼ったんだよ。
こういうものに価値を感じるのは、世代によって異なる固有の記憶なんだろうなぁ。
しかし録りためたカセットの数は、こんなもんじゃないはずだ。どこかを探すと、この何倍もの数が、ごそっと残っているはずだ。それを処分するときの心理的ダメージが、今からちょっと心配だ。捨てるけど。
※ はてなブログには下記新規エントリーを公開しました。
『さいてっく赤岡くん1コバンザメ足こぎボート(その3)』
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