元絵。グラデーションのトーンが、前回エントリーで述べた手順で既に貼ってある。
ペイントで、一部をドラッグして外枠をずらす。影になる部分を作るためだ。
こういう操作はGIMPでもできるだろうが、私はGIMPではこういう操作が直感的にすっとできないので、両者を併用している。
これを[ファイル(F)]-[レイヤーとして開く(E)...]でGIMPに取り込む。
ツールボックス「ファジー選択」をクリックして、背景の白いところをクリックする。
[選択(S)]-[選択範囲の反転(I)]をクリックすると、画像のアウトラインが選択できる。
これがいわば今回のキモである。ファジー選択で画像をクリックすると、画像の同じ色の部分が選択され、画像全体が選択できない。
ツールボックスには他にも「パス」など選択ツールがあるが、マンガの場合この方が絶対にラク。
ツールボックスの一番下の「描画色/背景色」をクリックする。
「描画色/背景色」ダイアログボックスが表示されるので、影の色にする描画色または背景色を選択する。今回は背景色を選択した。
[レイヤー(L)]-[新しいレイヤーの追加(N)...]をクリックする。
「新しいレイヤー」ダイアログボックスが表示されるので、先に選択した背景色または描画色のラジオボタンを選択し「OK」をクリックする。
影のトーンができた。
前回のエントリーで述べた手順で、元絵を[ファイル(F)]-[レイヤーとして開く(E)...]で開き、背景を透明化して完成。
レンズのところはペイントで白い楕円を選んで半分ほどを塗りつぶしています。それだけの手間をかけただけでも見栄えは変わるもんだ。
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『夜は超能力!(その24)』