しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その1)

2回目と3回目を貼ります。1回目は「序説」としたので、連番は「その1」と「その2」です。日本編は「その8」まであります。

01854/01855 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件その1・弟である
( 3) 98/03/05 01:34

(神話)日本武尊…兄・オオウスノミコト。
(鎌倉)源 義経…兄・頼朝。
(室町)犬塚信乃…兄がいたがみな夭折。縁起を担いで元服まで女の子と
         てして育られた。
(戦国)豊臣秀吉…姉の子が関白秀次。
(幕末)坂本龍馬…兄と姉がいる。
(幕末)沖田総司…姉がいる。
(明治)坊ちゃん…兄がいる。
(昭和)星飛雄馬…姉・明子。

98/03/05(木) わっと(CXX02375)

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01855/01855 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件2・助っ人がいる
( 3) 98/03/05 01:35

(昭和)星飛雄馬…判宙太。
(明治)坊ちゃん…山嵐
(幕末)沖田総司…ちょっと違うかも知れないけど、近藤勇土方歳三
(幕末)坂本龍馬勝海舟西郷隆盛桂小五郎。あるいは同郷の武市半
         平太、中岡慎太郎etc
(戦国)豊臣秀吉…例えば蜂須賀小六。あるいは竹中半兵衛前田利家
         黒田官兵衛etc
(室町)犬塚信乃…残りの七剣士。あるいは伏姫。あるいはヽ大法師。
(鎌倉)源 義経…弁慶。
(神話)日本武尊…これはいちばん苦しいけど草薙の剣。あるいはそれを
         与えた伊勢の宮司のおばさん。

98/03/05(木) わっと(CXX02375)

昭和の星飛雄馬というのは、マンガ『巨人の星』の主人公です。この文章をパソコン通信niftyに公開した時点では、注釈が必要とは思えなかったのですが、今はそうでもなさそうなので、あらずもがなの説明を付け加えます。 

 1960年代に「少年マガジン」に連載され、アニメ化もされ、絶大な人気を誇った野球マンガでした。「ちゃぶ台返し」であるとか「ぼっちクリスマス」であるとか、今でもネットスラングとして残っている言葉の原典は、実はこのマンガです。

巨人の星(1) (講談社漫画文庫)

巨人の星(1) (講談社漫画文庫)

 

 アイキャッチ画像にするため書影を貼り付けましたが、筆者がお勧めするという意味ではありません。

昭和の「高度経済成長期」と呼ばれる時代やそれに続くしばらくの時期は、今にして思えば大衆文化の選択肢が驚くほど狭く、歌手と言えば美空ひばり、男優と言えば石坂裕次郎など、仮に彼らが好みに合わなくても、避けようと思ったら「歌謡曲を聴かない」「映画を観ない」しかなかったように記憶しています。そうそう、野球と言えば巨人でした。他のセ・リーグ球団は巨人の引き立て役でしかなく、パ・リーグに至ってはTVのスポーツニュースで映像すら流してもらえないという、とんでもない時代でした。

このマンガに関しても、筆者は個人的には行き過ぎた根性主義や感動の押し売りが肌に合わず、ずっと違和感を感じていました。しかし周りの友だちがみんな読んでいたので、話を合わせるには読まないわけにはいかなかったのです。

少し時代が下ると、江口寿史の出世作『すすめパイレーツ』など『巨人の星』をパロディの対象とするマンガが次々と現れたりして、「息苦しさを感じていたのはボクだけじゃなかったんだ」とホッとしたような感覚を覚えました。さらに水島新司の諸作品の時代などを経て、現代のような選択肢が多様すぎるくらいの時代になったことは、議論はいろいろあるでしょうが私はよかったと思っています。

それと同時に、古典として残るということは、いかに大変なことかとも感じています。古典というのは、それぞれの登場した時代においてベストセラーでもあったんですよ。もし『巨人の星』ですら古典として残ることができないとしたら(『巨人の星』だけに限って言えば、個人的にはそれでもかまわないと思っていますが)、昭和のマンガで後の時代まで記憶されるのはどれだろう、と少し考えてしまいます。『サザエさん』や『ドラえもん』であれば、あるいは記憶され続けるかも知れませんが、そういったものなのかな、という気もしますし、ちょっと考えがまとまらないまま、次の話題に移ることにします。

(つづく)