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しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを要求しない

今年も真宗大谷派名古屋別院「平和展」を見てきた

行事

毎年、春のお彼岸の時期にやっている。今年が第26回とのこと。

内部の撮影は遠慮してます。だから写真は少なめです。
今年のテーマは「戦争と歩んだ教育」。皇紀2600年記念式典に駆り出され、その褒賞として着用を許されたという金鵄色の袈裟が展示されていた。
よく宗教団体の政治活動が批判されるが、少なくとも戦前は、政治の側が巨大な組織を持つ宗教団体を取り込もうとして、それに抵抗する宗教者との間に少なからぬ軋轢を生んだ。
ほんの一例だが、河野法雲は浄土真宗の教義である「神祇不拝〔しんぎふはい〕」を論文に書いたという理由で大谷大学学長の座を追われている。
こちらは毎年「平和展」と同じ時期に東別院会館で開催されている「原爆と戦争展」。今年で第9回とのこと。

写真と証言のパネルを展示している。証言者の住所に下関市が多く、会場に長周新聞が無料で置いてあるので、主催者が長周新聞社に近い人なんだろうか。
例年、原爆や空襲で無差別殺戮を行った米軍に対する批判のトーンが強く、返す刀で米国に対する批判がぬるいと日本の左派やリベラルもぶった斬っている。
例年、展示の最後に必ず大無量寿経という仏典から「兵戈無用〔ひょうがむよう〕」という言葉を掲げ平和主義の旗幟を鮮明にする以外は、淡々と展示物を並べ事実を提示するスタイルの「平和展」と、ある意味好対照ではある。