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しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを要求しない

深夜の京都の写真を貼る

昨日のエントリーの続きみたいなもんです。コンデジで写真を何枚か取ってきたので貼る。
京都大学吉田キャンパスの東側に、一方通行の細い通りがある。京都に住んでいるときにここを原付で逆走して、出口で見張っていたお巡りに捕まって罰金を払わされた苦い思い出がある。だいたい違反キップを切られるのは、若くて金のない頃に限ってだ。思い返せば学生時代の短い期間には三度も国庫に貢献したのに、就職して普通車に乗るようになってからは、ン十年このかたただの一度も捕まったことはない。
そんな話がしたいんじゃない! ネットで駐車場を検索すると、この通り沿いにいくつもヒットする。これは名古屋市内でもよく見かけるが、住宅が撤去された跡地に駐車場装置だけ設置してコインパーキングにしているパターンだろう。
そのうちの一ヶ所に停めた。

精算機。何が嬉しくて撮った? 何が嬉しくてうpする?>自分

ここが目的地にすげー近いのだ。フラッシュで誤魔化して撮った吉田神社の鳥居。京都大学正門前の通りは吉田神社の参道でもある。

正門。門の上に小さく光って見えるのは京大のシンボル時計台の文字盤の灯りである。

立看。今でもあるんだ。いいぞもっとやれ!

文学部東館に掲げられていた「やみいち行動」の看板。

ブンピカ(文学部学生控室)の注意書き。アングラっぽさに感動し「やみいち行動」のスタッフの方に断って撮らせてもらった。

さらにノリでテキスト化してしまった。頭のいい人の書いた文章であろうから文法的にヘンなところがあるわけではないが、広告とかの商業化された文章には決して出てこない言い回しが随所に見られ、新鮮さを感じる。

ブンピカの使用について
■ ブンピカは自主管理空間で、私たち自身の手で管
  理して使っていくところです。貸しホールではありません。
  私たちというのはブンピカを使いたい人のことで、これを
  読んでいるあなたも多分そうでしょう。
■ 大学は広く交流の場であると思うので、ブンピカは誰でも
  使えます。文学部生でなくとも、学生でなくとも。
■ だけど、ブンピカの周辺の研究室に迷惑をかけるような
  ことをする人や、自分の使ったあとに掃除をしない人は使わ
  ないでください。
■ 毎月1回、「控室連絡会というのがあって、そこでブンピカ
  の使い方の話をしたり、使用予定の話をしたりします。
  使用予定のホワイトボードはその時に記入します。ホワイト
  ボードの記入は、独占使用を約束するものではあり
  ません。独占しようと書かれていない場合は共用可能
  なものとみなします。イベントその他で独占的に使
  用したい人はまずは連絡会に出席してください。日時
  はホワイトボードを見てください。1ヶ月以上前の連絡会に出る。
■ 自主管理とは、掃除にはじまり、掃除に終
  ります。使ったら必ずそうじをしましょう。
  ゴミは分別して捨てましょう。ゴミがたまってい
  たら捨てに行きましょう。

                文学部学生控室連絡会
                91年度文学部学友会(常)

上記注意書きの隣の「火の用心」。

これもテキスト化。何が嬉しくてこんなものをテキスト化するのか、わかってもらえる人には説明などいらないだろうが、わかってもらえない人にはいくら言葉を費やしてもわかってもらえないだろうな。

火の用心!
タバコの吸殻はかならずちゃんと消してください
そして、黒板下のバケツに入れてください
タバコを吸わない人も、
うっかり灰皿の煙草をゴミ箱に捨てないでください
        (まだ中で燃えてるかもしれません)
一度、ボヤ騒ぎがありました。
二度とおこさないためにも協力おねがいします。
自主管理空間を自分達で守りましょう
                ブンピカ連絡会一同

舞台の写真は遠慮した。検索すると yarukimedesu さんのブログに過年度のものだが雰囲気のよくわかる写真がうpされていたので、リンクを貼らせていただきます。
やみいち行動最終日。ちゃんとやる。小説小冊子そこそこ売れる。禁煙458日目。 - ジャンプ部屋ブログ
京都大学のブンピカで芝居(やみいち行動)の稽古をしてきました。 - 伝外超スデメキルヤ団劇
終演後、深夜の京大周辺をうろつく。田舎でやったら怪しいことこの上ないが、学生街のことで通行人は多く、抵抗を感じない。今にして思えば夜更かしも若者の特権の一つだったのだ。
東一条の書店「春琴堂」。いくらなんでも営業時間は過ぎていた。

ここは最近の朝日の記事にまでなった。
http://www.asahi.com/articles/ASGBZ6G52GBZPLZB01C.html
この記事で、百万遍にある老舗の書店「レブン書房」が閉店したことも知ったのだった。前に行ったときは残っていたのに ⇒ http://watto.hatenablog.com/entry/20071202/p1 うわもう7年も前のエントリーだ!
こういうことにこだわりを感じる人間は決して私だけではないはずで、その証拠の一端として、今年の一月に同志社大学今出川キャンパスに近い喫茶「ほんやら洞」が火事になった時は、ニュースが一斉に報じた(私自身は、名前こそ知っていたが一度も入ったことはなかった)。
「リンゴ」は健在だなぁ。なんとまだ営業時間だったので、写真を撮ってしまった!

あと新聞ではなくどっかのブログ経由だったと思うが、百万遍中国料理屋「百万石」がなくなってしまったことも知ったのだった。意外な店が残っていて驚くことはあるが、個人商店とか、チェーン店でない店は、容赦なく閉店してゆくという感じ。代わりにコンビニと、チェーン店の飲食店がものすごく増えている。「百万石」の跡には吉野家すき家が隣り合って入っていた。それでいいのか? レブン書房の跡は王将になっていたが、これは多分少し離れたところにあった店が移転してきたんじゃないかな? 違うかも知れないけど。
それから不動産屋がすごく目立つようになっていた。昔から不動産屋はいくらでもあったけど、いくらなんでもこんなに多くはなかった…と言いつつ定量的に示せないから印象論でしかないが。うすうす見当はつくのだが、不動産ビジネスとか不労所得は、小金持ちつかちょっとした資産を持っている層にとってはとても魅力的に見えるのだ。だから参入者は引きも切らない。実際には建託会社の食い物にされるケースが多いんだけどね。そゆ話は弊ブログに何度か書いたかな? 京大周辺に限らず学生の多い地区では、その辺の事情がこういう形で可視化されているのかも知れない。
今回のエントリーの最初に書いたような小規模駐車場に関しては、相続の関係で家屋を撤去して更地にしてしまうというケースが多いことも知っている。街並みが変化するのは世の理とは言え、つまんないものまで見えるようになってしまったもんだと思わないでもない。