しいたげられたしいたけ

人権を守るには人権を守るしかない。人権以外の何かを守ることにより人権を守ろうとする試みは歴史的に全て失敗した

いい加減な名前をつけることにより生じる思わぬ実害とその解決法について

というわけで、前回の話をマクラにして書こうと思っていた本題です。洋楽に限らず専門的なつかその人にしか書けない話題のブログをずっと継続している人は、心底うらやましいと思うけど、絶対マネできない。弊ブログの主目的は日常のメモで、こんなものでももし他の人にとっても役に立ちそうなものがあったらどぞ、というスタンスでやっています。これからもそうだと思う。
で、今回のエントリーの主題は、以下の二点です。
1) アルファベットで住所を書かなければならないとき、カタカナの建物の名前が正確に綴れなくて困る!
2) そういう場合の便法として、建物名を省略して部屋番号と番地を続けて書いてしまってもいい!
まず一点目から。日本のアパートやマンションには、よくカタカナの建物名がついているが、「日本人の英語」とか「間違った英語」とかいう本で真っ先に槍玉にあげられるのがアレだ。「マンション」が元の英語では「大邸宅」の意味であり共同住宅の名称にふさわしくないことは有名だが、アパートに多い「コーポ」や「コーポラス」も和製英語なんだそうだ。ちょっとぐぐるといずれも「コーポラティブハウス」の略で、ウィキペによると18世紀の社会主義者ロバート・オーウェンに起源するとのこと。へぇ。ちなみに外国人に英語で説明するときには「コーポ」はapartment houseでいいとして、「マンション」はcondominium(コンドミニアム:共同所有の意)。いらんことだが私は後者について、高校時代に読んだ森村誠一の確か『新幹線殺人事件』(『凶水系』だったかも知れない)で、登場人物の刑事が「コンドーム」と読み違えるというシーンが印象に残って覚えた。くだらない覚え方でも覚えられたらいいのだ!
それより困るのが、欧文で住所を書かなければならないとき、綴れないことだ。特に英語のみならずフランス語、ドイツ語、スペイン語らしきものが、ごたまぜになっている場合が困る。高級さを印象付けたいと思ってのネーミングだろうが、例えばグランメゾン・ロワイヤル・アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三号館なんてアパートがあったら、欧文でどう書けっつーねん? ちなみに古いマンガファンはご存知の通り、この架空名の後半は、永井豪マンガにしばしば登場するキャラの名前を借用しています。アルフォンヌ・ルイはフランスっぽいのにシュタインベックはドイツ系という胡散臭さがいいのだ。しかしこの程度にはぶっ飛んだ名前が実在してしまうのが頭痛い。つけるなよ! 借りるなよ!
でもって後半。そういう場合どうすればいいかというと、建物名をバッサリと省略してしまえばいいとのこと。ソースは某メガバンクの窓口の指示だったから、信用できると思う。外貨の口座に入金しなければならない機会があったのだ。
例えば、架空の住所だけど、日本語で書くとこうだったとする。

愛知県豊明市豊明町123-4 グランメゾン・ロワイヤル・アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三号館1001号室

豊明市に豊明町なんて町名はありません為念。どうせ架空なんだから豊明市名古屋町とかにすればよかったかな?
これを英文で書くには、こうすればいいんだそうだ。

1001 123-4 Toyoake Cho Toyoake City Aichi Pref.

このバッサリ感が面白くないですか?
そゆえば以前、建物名は不動産登記のとき任意でつけるかつけないか選択できるということを、ネットで調べてブログにも書いた記憶がある。また、公営住宅なんかで建物名がついていない場合は、日本語でも番地に続けていきなり部屋番号だ。こっちは郵便局で年賀状バイトをした時に、山ほどお目にかかった。
要は、番地があれば建物名がなくても場所は特定できるし郵便物も届くってことだ。
確認のためネットで検索したら、部屋番号であることを示すため#をつけるというのが何件か出てきた。

#1001 123-4 Toyoake Cho Toyoake City Aichi Pref.

こっちは私は教えてもらえなかった。わかりやすいからこうしたほうがよさそうな気はする。
追記:
不在通知が入っていた郵便物を受け取りに郵便局に行ったとき、こちらの住所を局員さんが控えるところを見ていたら、やはりアパート名を省略していたのが見えた。
この手は、日本国内でも通用するんだ!