しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

中欧四ヶ国格安パック旅行のコンデジで撮った写真を貼りつつ旅先で浮かんだ妄想を書き連ねる(その1:プラハ城)

チェックイン翌日もお天気には恵まれなかった。雨粒に濡れたバスの車窓。

プラハの第一印象は「車やべぇ!」。市内の一般道のはずなのに、どの車もかなりのスピードで飛ばしている。よくわからないけど7〜80km/hは出してるんじゃないかな? 違うかもだが。前日のホテルに向かうバスの窓から、反対車線でクラッシュしてボンネットがくしゃくしゃになった車を見た。たまたまなんだろうと思っていたら、翌日の午前中に二件、午後の世界遺産チェスキー・クルムロフに向かう途上で一件、事故らしき光景を見かけた。路肩に止めた車から人が下りてパトカーを待っていたり、パトカーが停まっていたり。
ほどなく車の運転が荒っぽいのと事故が多いのはチェコだけでないことを知る。ちなみにこれは伏線で、最終回で回収する予定です。
それから、落書きが多い。日本でも都市部を中心によく見かける、スプレーで描いたであろうカラフルなやつ。そいつが観光地であろうと容赦なく、「空白を残しちゃ恥だ!」とでも言わんばかりに、ところかまわず描かれているのだ。これもチェコだけではなかったが、こちらは伏線ではありません。
とまれ、最初の目的地であるプラハ城内へ。正面のアーチ型の門の左右にある、犬小屋を縦に引き延ばしたような白黒縞の建物の中には、衛兵さんが入っている。記念撮影にも応じてくれる。

プラハ城内の最大の目玉、聖ビート大聖堂。でかい!
フォトライフ無料バージョンの範囲でちょっとでも再現できないかと、上下二分割で撮った写真を貼ってみたが、あんまり見栄えがよくないですねすみません。これきりにします。


中に入れるところがいい。フラッシュ焚かなきゃ写真もOKとのことだった。

こんなステンドグラスが何枚も何枚もある。ステンドグラスに描かれている主題は、現地ガイドさんがいくつか説明してくれたけど、忘れた(すみません)。

こっちは覚えている。聖ヤンの純銀製の棺だそうだ。聖ヤンというのはチェコで尊崇されている聖人の一人で、王妃の懺悔を聞いたところ、王妃の浮気を疑った国王が懺悔の内容を漏らすように求め、それを拒んで殺された聖職者とのこと。その遺体はプラハ市内を流れるヴルタヴァ川(ドイツ語名モルダウ川)に投げ入れられたが、引き上げられた遺体の舌だけが腐らずに残っていたという伝説があるそうだ。

チェコ国内のそこかしこにある聖人像のうち、頭の後ろに光背のように五つの星があるのは、この聖ヤンの像なのだそうだ。ヴルタヴァ川に投げ込まれたときの、水しぶきを表したものとの由。
ちなみに聖人像にはこれがどの聖人かを示すシンボル*1が決まっていることが多いんだそうだ。私が以前から知っていたのは、塔を手に持つ聖バルバラ(塔に幽閉されたことがある)とか、車輪と一緒に描かれる聖カタリナ(車裂きの刑に処されかけたが車輪が壊れた)とか、あと矢で射ぬかれた聖セバスティアヌスのことは、三島由紀夫の小説で知った人が多いのでは。
この手の知識も、増やすと楽しみが増えそう。
紋章。チェコの国章と共通のモチーフが使われている。こっちがオリジナルだったんだっけ? 説明受けたかも知れないけど忘れた(すみません)。

横からの写真も貼ってみよう。中央の尖塔はファサードの双塔よりこんなに高い、ということが言いたかったわけです。

プラハ城には大統領府も置かれていて、非公開の場所も多い。

城内のもう一つの教会、聖イジー聖堂。聖ビート大聖堂はゴシック様式の建築だが、こちらはロマネスク様式と言うんだそうだ。

黄金の小道。錬金術師が住んでいたから、この名がついたとか。

どん詰まりには物騒なものが。

甲冑がお出迎え。狭い階段を上ると、甲冑や武具の展示室があった。城壁が城で働く人々の長屋になっていたようだ。

こちらは1Fだが、扉から覗くと裁縫師の部屋が再現されていたところがあった。でもなんでミシンがあるんだ? ガラス越しに撮った。

別角度。ホテルの部屋くらいのサイズで小さい。でも何となく住みやすそう。

同じく、薬草師(ハーブ師?)の部屋。

これも別角度。あと売店になっている部屋もあった。

*1:アトリビュートというんだそうです。このサイトが参考になりました ⇒ http://89cm.net/blog/etc/attribute/