🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

中欧四ヶ国格安パック旅行のコンデジで撮った写真を貼りつつ旅先で浮かんだ妄想を書き連ねる(その3:ザルツブルク)

大ざっぱな地図を上げときます。フリー素材「ヨーロッパの地図|白地図ぬりぬり」 http://n.freemap.jp/tp/Europe に都市と経路を自分で書き加えたものなので、正確さは保証の限りではありません。

翌朝も天候には恵まれなかった。まあ暑くなかったからよしとするか。バスでまずはミラベル宮殿というところに移動。
ザルツブルク市内。トロリーバスが走っていた。

ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地にもなったところだそうだ。

庭園。

階段を上った、ちょっと小高くなったところからザルツブルク城を望む。ここが一番の記念写真スポットとのこと。

庭園内は古い石像だらけです。
そのうちのいくつかを。ギリシャ思想の四大元素「地・水・火・風」を表すと聞いたけど、どれがどれかはわからない。




「地・水・火・風」と聞くと、古代インド哲学に端を発し仏教経由で日本でもポピュラーな五大元素「地水火風空」を思い出さずにはいられないけど、何か関係があるんだろうか? とっくにいろんな人が論じているはずだと思うが、勉強不足なので知らない。
門。

現地ガイドさんは、この庭園のこの場所が「サウンド・オブ・ミュージック」のあのシーンのロケに使われた場所、あの場所があのシーンに使われた場所…と、思い入れたっぷりに紹介してくれたが、忘れました。ごめんなさい。
しかしザルツブルクというのはすごい街で、ちょうど公開50周年となる「サウンド・オブ・ミュージック」を売りにしなくても、他にも観光資源は豊富なのだ。
例えばこれ。ドップラー効果で有名な物理学者ドップラーの生家。正面に“GEBURTSHAUS DES PHYSIKERS CHRISTIAN DOPPLER”(物理学者クリスチャン・ドップラーの生家)というプレートが掲げられている。ミラベル庭園の門を出てすぐのところにあった。

さらにそこからすぐのところに、今度は高名な指揮者カラヤンの生家。プレートの文字は“GEBURTSHAUS HERBERT V KARAJAN”。なぜか今は銀行になっているとのこと。

庭に指揮をするカラヤンの銅像があった。

「ナニ言ってんの? ザルツブルク最大の観光資源と言えばアノ人でしょ?」という突っ込みが聞こえてきそうだが、この後もうそりゃ嫌になるほどたっぷり、たーっぷり出て来ます。
スポンサーリンク

 


市内を流れる川。ザルツァッハ川というのだそうだ。

橋のたもとに、現代風のオブジェがあった。ミラベル庭園が神話から材をとった石像だらけだったので新鮮に感じた。

橋を渡って旧市街に移動。これまでいたところが新市街だそうだ。
こんな細い路地をトロリーバスが走っている!

メンヒスベルクの丘に向かう。市街地の中にビョウブを立てたような岩肌がそそり立っていて、ぎょっとする。
いや出身地の岐阜市にも、そんなような場所があるから驚かないけど(驚いたのか驚かないんかどっちだ?
そゆえばトロリーバスの赤をベースとした配色は、廃止されちゃったけど岐阜市内を走っていた市電を思い出させるところがある、とローカルな感想。

メンヒスベルクの丘。切り立った岩山の中をエレベータが通っている。

エレベータに乗って丘の上の展望台から撮った旧市街すなわちザルツァッハ川の左岸方向。右手がザルツブルク城。城と言いながらここは王家の居城ではなくザルツブルク大司教の住居だったんだそうだ。つまりザルツブルクは日本でいうところの城下町ではなく門前町みたいなもんか? そうすると岐阜市より長野市に似ていると言うべきか?(長野市は県庁所在地では多分唯一の門前町)。

新市街すなわちザルツァッハ川の右岸方向。黒い小高い丘がある。バスで市内を走っていたとき、この丘が突然目の前いっぱいに広がって驚いた。岐阜市内にある鷺山という丘に似ていると思ったが、地元民以外は誰も知らない。

ちなみに岐阜市とか長野市とかいうのは伏線のつもりで、次回くらいに回収します。
旧市街を散策。お待たせしました、モーツァルトの生家です(待ってない?

プレート。“MOZARTS GEBURTSHAUS MOZART - MUSEUM”とある。博物館にもなってるんだ。入らなかったけど。

ザルツブルク大聖堂

金ぴかの噴水があった。

大聖堂のファサードに、特設舞台と客席があった。

確か音楽祭をやるんだとか言っていた。

路地から仰ぎ見た市庁舎の塔。

モーツァルト広場のモーツァルトの銅像。天気が悪かったせいか像の周囲にこんなに人がいないのは例外的で、普段は記念撮影をする人でぎっしりだとガイドさんが言っていた。

もう売店からポスターからモーツァルト、モーツァルト、モーツァルトだらけで、とにかくすごかった。ただし日本だったらスピーカーでモーツァルトの音楽を流しかねないところだが、そういう野暮なことをやらないところが「さすが本場」という妙な感想もなきにしもあらず。
その後、新市街に戻ってバスに乗り移動。
新市街へ渡る橋の上を通るトロリーバス(しつこい

スポンサーリンク