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しいたげられたしいたけ

人権を守るには人権を守るしかない。人権以外の何かを守ることによって人権を守ろうとする試みは経験的に全て失敗している

中欧四ヶ国格安パック旅行のコンデジで撮った写真を貼りつつ旅先で浮かんだ妄想を書き連ねる(完結:帰国)

これまでアップした写真は厳選したもののつもりだが、他にわけのわかんない写真もいっぱい撮っている。
これは最終日のブダペストのレストランで撮った「つまようじ」。欧米人はつまようじを使わないと、どっかで聞いた記憶があったので意外だったのだ。塩コショウと一緒に普通にテーブルの上に置いてあり、しかも日本でよく見るのと同じように一本ごとに紙袋に入っていたので、一本抜いて撮ってしまった!

今にして思えば、こんなものを撮るくらいだったら食事の写真を撮っておくべきだった。必ずパック参加者全員揃ってレストランに入ったりホテルの食堂を使ったりしていたので、何となく遠慮してしまった。旅行中は、天気が悪くてホテルの外観を撮れなかったことの方を惜しく感じたのに、妙なもんだ。
ホテルにしても、外観を撮れないんだったら部屋の中を撮っとけばよかったとも思う。旅慣れてないところへ「ヨーロッパのホテルはあれが無いよこれが無いよ」と脅かされていたから、余計なものまで持って行ってスーツケースを重たくしてしまった。今後の人生で機会があるかどうかはわからないが、もし機会があったら写真を見れば思い出せるかも知れない。
以下、検索すればいくらでも出てくるだろうけど、自分用メモとして。検索して出てきたものと自分で体験したことは違う。
○タオルはある
持って行かなくてもよかった代表がタオルとバスタオル。ホテルにないわけがないんだ! 汗拭きにフェイスタオルの一、二枚を手荷物に入れておけば十分だった。今回は毎日涼しかったので、それもあんまり使わなかったが。いや雨に濡れた服を拭いたかな?
×洗面用具がない!
逆に無いから持って行けと言われてやっぱり無くって役に立ったのが、歯ブラシ、髭剃りなどの洗面用具。歯ブラシは、迷った挙句100円ショップのセリアで買った使い捨てを持って行ったが、これは使い勝手がよく個人的には当たりだった。次の機会があればまたこれにしよう。
△シャンプーは微妙
あるところとないところがあった。あったとしても容器に小分けにしたものではなく、大きな容器が備えつけられていた。確かウィーンのホテルは、ボディシャンプーと共用みたいなタイプだった。私が英文の説明を読み間違えてるかも知れないが。洗髪したいときに洗髪するため持参するのが正解か。銘柄を気にする人は必携。
×スリッパはない!
これもないないとよく聞く。これも一応100円ショップで買ったものを用意しておいたが、大韓航空が機内サービスで使い捨てのスリッパを配ってくれたから、そちらから先に使った。文化が似ているというのは、ありがたいことだ。
×洗浄便座がない!
「やっぱり無いんだ」と思った。どこのホテルもなかった。ネットのニュース記事を読むと、日本発で中国や米国ではすごい勢いで普及しつつあるとのこと。さもありなん。拙宅では約2万円のをホームセンターで買って自力で設置して使い始めたら、手放せなくなった。設置の経緯はエントリー「洗浄便座を自力で設置する」に残している。うわもう3年も前だ! ヨーロッパの観光地には世界中から観光客が集まるから、日本のメーカはヨーロッパのホテルに売り込んだら、新規市場が開拓できるんじゃないだろうか。ペーパーホルダーのところにお得意の技術で液晶パネルを設置して、使い方の説明を表示しかつ操作もできるようにしたら、面白いんじゃないかな。用を足している間は案外手持ち無沙汰してるから、使い方を啓蒙できる。
・公衆トイレにチップが必要
トイレの話は大事なので、ホテルから離れてもう少し語る。ヨーロッパのトイレはほとんどがチップ制の有料なので小銭の用意が必要なことは、旅行に先立って説明を受けた。実際に利用してみると、たまに人間の係員がいるところもあったけど、ほとんどが自動販売機(?)タイプだった。コインを投入してバーを回すタイプ。しかもいろんな種類のコインに対応していてお釣りを出してくれた。また高速道のサービスエリアのトイレでは、投入したコインと同額の、バーコードを印刷した小さな金券を出してくれて、金券はサービスエリア内の売店でのみ使えるようになっていた。自動販売機をほとんど見かけないヨーロッパでも、こういう技術は普及しているんだ! ちなみに自動販売機を見たのは、ウィーンのホテルでコーラやミネラルウォーターを売るのを一度見かけたきりだった。
・ミネラルウォーターに発泡タイプがある
ミネラルウォーターと言えば、ヨーロッパ旅行の必需品の一つで、自販機こそ見かけないがどこでも手軽に買えた。今回の旅行では、バスの運転手さんに言えば500mlのペットボトルを1ユーロで売ってくれた。ただし日本ではあまり見かけない発泡タイプもポピュラーで、店頭で買う時は発泡か非発泡かを言わなきゃならない。プラハのホテルで買おうとしたら“Sparkling or still?”と尋ねられ、非発泡タイプのことを英語で“still water”と言うんだと知った。帰国して早々はてな匿名ダイアリーのブックマークコメントに使ったら、☆をいっぱい貰った ⇒ ビンの蓋の話を読んで、思い出したこと ビンの蓋の話を読んで、思い出したこと
・英語が通じる
英語は、土産物店やサービスエリアの店員さん、ホテルのフロントさん相手だと、どこでもたいてい通じた。ドイツ語を使ったのは、ザルツブルクの露店でやはりミネラルウォーターを買ったときの一度だけで、“Mit Gas oder ohne?”(ガスありですか? なしですか?)と尋ねられた。“Ohne, bitte!”(なしでお願いします)と答えた。私のドイツ語力は、この応対が上限ギリギリだ。
・コーヒーはエスプレッソばかり
サービスエリアのメニューでは、たいていコーヒー類の先頭にエスプレッソが掲げられていた。咳止めシロップかと思うくらい量が少なく、強烈に濃い。日本のレギュラーコーヒーつかブレンドコーヒーつか、あんなタイプのものはどれになるのか、メニューの英文を一生懸命読んだけど、わからなかった。昼食の時にはいつも飲み物を尋ねられたが、一度、同行者がコーヒーを注文して、それを添乗員さんが現地の店員さんに説明する際に「アメリカン」という単語を使っているのを小耳に挟んだ。多分何も注釈しなかったらエスプレッソが出てきたのだろう。

上に掲げたのは、最終日の前日にスロバキアからハンガリーに移動するときの道すがら、サービスエリア代わりにトイレ休憩に利用させてもらったマクドナルドである。マックカフェのメニューで、先頭のエスプレッソの次にリストレットというのがエスプレッソと同じ値段で表示されていたので頼んでみた。エスプレッソよりさらに濃くて、エスプレッソよりさらに量が少なかった。まるっきり薬だ薬!
聞いた話によると、これもヨーロッパの水質が理由だそうで、米日流のドリップ式抽出には向かないから蒸気抽出が主流とか。真偽のほどは未検証。
写真をもう一枚。これも時系列は前後するが、ウィーン国際空港で帰途の便を待つ間に入った軽食店で注文したアイリッシュ・コーヒー

グラスに入っているけど熱いです。それから砂糖はコーヒーにも生クリームにも全然入っていません。コーヒーの濃度は、下手するとエスプレッソよりも濃いぐらい。いやはや、所変われば品変わるもんだ。ちなみにウインナーコーヒーというものは、少なくともこの店のメニューにはありませんでした。
追記:
ハプスブルク三都物語 - ウィーン、プラハ、ブダペスト (中公新書)』P207によると、ウィーンではウィンナーコーヒーのことをアインシュペンナーと言うそうだ。
思い出したことがあったらまた追記します。
帰途の話を少し。前日ブダペストに移動したのと同じハイウェイを戻って、プラハ国際空港に向かった。
2回前のエントリーと反対方向の写真が撮れた。ご覧の通りの360°の地平線!

風力発電機の風車も、より近くから撮れた。左の方のポツポツは、バスのガラスにこなぜかういう模様が入っていたのだ。

もう一枚。こんな地形で、これだけデカいと、さぞかし発電効率がいいだろうな。添乗員さんの話によると、ヨーロッパの南の方では、太陽光発電施設もすごい勢いで増えているとのこと。

その1」で埋めた伏線の回収に、ようやくかかります。って誰も覚えてねーか! 伏線は引っ張らないでさっさと回収するべきだ。初めて見たヨーロッパの第一印象として「落書きが多い」「車の運転が荒っぽい」というのを感じたと書いた。貼らなかったけどスプレー落書きは各都市で見かけたし、チェコの一日三件は見すぎにしても交通事故現場には各地で出くわした。
上に示した写真を撮った後で、反対側の車線をなにげなく見ていたら、事故で大破した乗用車を当局のクレーン車が撤去しているところを目撃した!
それから、渋滞!
延々と、いつ果てるとも知れず続く車の列!
走っても走っても、反対車線の渋滞車列の最後尾にたどり着かないのだ! 計ってないけど多分30分以上は走ったんじゃないかな? プラハ国際空港最寄りのICで下りるまで、続いていたと思う。
「渋滞の先頭がどうなっているか?」は人類が頭を悩ませる永遠のテーマの一つだが、実物を目の当たりにしたのは人生で初めてじゃないかな? とっさのことでカメラが用意できなかったので、写真はありません。すみません。つか素人の悲しさ、心の準備がない状態ではシャッターは切れないですねやっぱり。他にも撮りたいと思ったショットを何枚も逃した。
カメラよりむしろ、もしあの事故がこっちの車線だったらと想像して、冷や汗が流れた。正常な車線から眺めて30分以上続く渋滞車列だったら、もし巻き込まれていたら抜けるのに何時間かかっていただろう? 予定の飛行機にはぜってー乗れなかったと思う。事故が起きたのがこっちの車線じゃなくてあっちの車線だったというのは、全くの偶然に過ぎないのだ!
帰国してから職場の同僚にその話をしたら、事情は違うが海外旅行に行ったときに飛行機に乗れなかったことがあって、旅行代理店がホテルを用意してくれたことがあったと話してくれた。同じ目に遭った他国の観光客はそういうサービスは受けられなくて、「いいですね」としきりにうらやましがられたとのこと。彼らはどうしたんだろう? 空港で夜明かししたんだろうか?
日本の客商売の過剰サービスは、よく賛否が分かれることがあるが、そういうのは心強くていいですね。
つか旅にトラブルはつきものと考えるべきで、例えば宮田珠己のエッセイ集なんかは、だいたい旅先で遭遇したトラブルを集めたものだったりする。自宅にいて他人が旅先で遭遇したトラブルを読むのは笑っていれば済むが、自分が旅先でトラブルに遭遇すると心細くてたまらない(つか自分の体験を笑いの材料として提供してくれる著者には敬意を払うべきだと、しみじみ思う)。
「旅はトラブルも含めて楽しむもの」と覚悟を固めて旅に出るべきであるが、なかなかできないよね。
今回の旅行を大過なく終えられたことを、関係者各方面に感謝しますm(_ _)m
プラハ国際空港着。多分管制塔だと思う。

空港内部の写真。



待ち時間の間に、さっきのアイリッシュコーヒーを飲んだ。
この飛行機で、仁川国際空港まで確か10時間のフライト。

そうそう、これも書いとかなきゃ。移動時間は退屈するだろうなと思って、文庫本をいっぱい持って行った。一昨年の11月に伊豆大島に行ったとき、東京の竹芝桟橋からフェリーに乗ったので船内にいた時間がわりと長く、持って行った文庫本2冊を読み切ってしまったため、島内の書店で一冊買い足したことがあったからだ。自宅に積ん読本が山ほどあるので、もったいないことをしたと思った。
それで今回は、あれも読もうこれも読もうと10冊以上スーツケースに入れてしまった。むろん読みかけの本だけ手荷物です。
機内は消灯するんだった! 読めやしねー!
結局、文庫本2冊読んだだけで、あとはスーツケースを無駄に重くしただけだった。これも次回があればだが反省点として記録しておこう。
仁川国際空港でトランジット。B737だったっけ? えらく小さく見えた。

どこ行きかは知らないけど、隣のゲートに停まっていた飛行機。なんなんだこの大きさの差は? 帰れりゃいいけど。

無事、中部国際空港に着きました。「国際空港」と銘打ちながら、他の国際空港と比べると、なんか淋しい。比較するもんじゃないかもだが。

名鉄中部国際空港駅に停車している名鉄特急ミュースカイを貼って、全編のオチとしよう。