4月15日付エントリー の「今回は行けそうにない」という前言撤回。愛知ボランティアセンター というところが、ボランティアバスを仕立てて参加者を募集していた。応募したら当たったので、行ってきた(バスには定員があるので外れることもある)。コーディネート(現地需要とのマッチング)まで全部やってくれるので、乗っかると楽なのだ。
熊本地震被災地応援ボランティア 第3回〜第5回の参加申し込みを開始しました | 特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター
車中二泊、現地実働一日の強行軍である(主催者は「ゼロ泊三日」と呼称している)。思うところ、感じるところはいろいろあったがさすがに疲れたので、文章少な目でスマホで撮った写真を雑にアップする。
スポンサーリンク
集合場所は名古屋東別院。これは別院前に待機していた貸し切りバス。
「お茶所」という建物が、受付になっていた。ん、キミが受付してくれるの?
受付開始を待つ参加者。オレンジ色のビブスを着ているのがスタッフ。
受付開始。どこに行っても高齢化している日本社会だが、出発前ミーティングの自己紹介を聞いていると、若い人で初参加という人が多かった。中学生と高校生も一人ずついた。あとシルバー組。私もどっちかつーと、と言うよりはっきりそっち分類だろう。
7:00p.m.出発で現地着が翌日8:00a.m.過ぎ。長旅である。
これは最初に休憩停車した大津SAで撮った写真。前途は長い!
この「きのこカレー」のイラストをアイコンに採用したら、ちっとは支援にならないかな?(ならないならない
あと右側の「おてもやん」というお菓子は、現地に着いてから一個いただいた。美味しかった。
夜行バスは、ちょっとでも眠れるか眠れないかで、翌日の体調がぜんぜん違ってくる。個人的には、今回はわりと眠れたので助かった。
実は愛知ボランティアセンターのバスツアーは、5年前の東日本大震災の折にも何度か参加させてもらった。あの時は全然寝られなくて苦労した記憶が残っている。
検索結果、貼れるかな?
現地着。今回は高齢者福祉施設を現地支援基地にしていた。
荷下ろし。
私が参加した活動は、主に倒壊した家屋からの家具等の運び出しだった。今回も作業中の写真はありません。ボランティアなど外部の人間が被災地にカメラを向けるのは、これほど被災者の神経を逆なですることはない、タブー中のタブーの行為なので。
代わりにつか、いつもはごみ収集地の写真を撮ったりしているけど、今回はそれも撮れなかったので、おそらくは護岸のために川の堤防にずらりと並べられている土嚢を撮ってみた。
こういう光景は、今回初めて見た。写真は取り損なったが、重機が土嚢に土砂を詰めて堤防に並べているところも何度か見かけた。地震で緩んだ土砂が雨で流出することに対する警戒だろう。
これは自治体が立ち上げたボランティアセンター。現地本拠地となった高齢者福祉施設のすぐそばにあった。今回は愛知ボランティアセンターの独自活動のため、こちらには立ち入らなかった。スタッフの言によると「まだ挨拶にも行ってない」とのこと。
現地本拠地の全景。
上の写真の左手、白い軽自動車が停まっているあたりの正面玄関には、なぜかくまモンが二頭いた。あれって一頭、二頭と数えるんだっけ?
先の写真の右手に張り出している建物が「地域交流センター」で、ここがボランティアの待機場所になっていた。ここで昼食も済ませた。
持参した昼食。バナナは、愛知ボランティアセンターのバスに乗ると、なぜかいつも必ず一本貰える。
お茶やお菓子やカップめんを用意してくれていた。左下に「おてもやん」が写っている。ありがとうございます。
午前と午後の活動場所が別々で、午前の活動を終えてから一旦待機場所に戻り、それから施設の職員さんの車に乗せてもらって、午後の活動場所に移動した。
職員さんによると、高齢者福祉施設は滞在型で、長期滞在者が約70名、ショートステイと称する短期滞在者が約20名、それから名称は失念したが自然との接触を利用したリハビリもやっているとのことだった。うろ覚えなので間違っていたらすみません。
代表者がフェイスブックをやっていて、支援を要請したところ、理学療法士のネットワーク経由で愛知ボランティアセンターの代表とつながったとのことだった。
行政は何もしてくれないんだろうかとも思ったが、やることが多すぎて順番を待っていたらいつになるかわからないのだろう。職員さんの話によると、現職の町長さんは一期目で行政の外部から当選した人だそうだ。震災直後にやはりフェイスブックでボランティアを募集したら「救助活動のじゃまになる」とか「怪しいボランティアが来たらどうするんだ」とか散々叩かれたそうだ。
それを聞いて、そういう批判をする奴はおおかた自分では何もしないんだろうなと思った。
隣接する温泉施設の入湯券をくれた。午後の活動が終わった後で入らせてもらった。こちらもありがとうございます。
温泉施設全景。駐車場が広かった。
入口。被災者支援入浴もやっていた。
内部の写真はないが、食堂や農産物販売コーナーも併設されていて、スーパー銭湯風。2014年の2月 に行った山梨の温泉施設も、ちょうどこんな感じだったな、と他人には通じない感想。
帰路に立ち寄った北熊本SAの売店。
みごとにくまモンだらけだった。
スポンサーリンク