しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない。

千代保稲荷(通称おちょぼさん)参道の人気串カツ店「玉屋」が新装開店したそうなので行ってみた

実家でとっている中日新聞の、10月21日付岐阜版に、こんな記事が載っていた(ちなみに愛知版には載っていなかったようだ)。

tabi.chunichi.co.jp

実家の近くにある千代保稲荷(通称おちょぼさん)は、地元では有名なお稲荷さんである。串カツは、参道の名物の一つである。

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今年の6月に、おちょぼさんに参拝した記事を公開したところ、たくさんのアクセスをいただきました。ありがとうございます。ブックマークコメントで「名物の串カツへの言及がない」との指摘をいくつもいただいた。「突っ込みどころの多いエントリーを上げるとブコメが賑わう」という法則が発動したのだろう。

watto.hatenablog.com

実はこのとき、東口参道の「玉家」という有名店が、改築のため保護塀を巡らせて取り壊し中だったのだ! 「取り壊し中だから写真は撮れないな」と安易に考えたが、なんでそういうレアな場面の写真を撮っておかなかったのかと、あとで臍を噛んだ。なお参考までに、おちょぼさんの参道には「玉家」以外にも何軒も串カツ店がある。おちょぼさんには東口と南口の二つの参道があり、それらは東口よりやや長い南口に位置している。

平日だがオフだったので、おちょぼさんに参拝がてら、行ってみることにした。

東口大鳥居。6月の写真と似た角度で撮ってみた。

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駐車場もたまたま同じところに停めた。

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ウィークデーで天気が悪く、特別な行事の時期でもなかったせいか、多くの店が休みだった。だが決してシャッター街ではない。

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しいたけ。これも6月も撮ったな。

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本殿前のお供え売り場。ここでは油揚げとローソクのセットが伝統なのだ。

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スリに注意。

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石段から本殿を見上げる。

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本殿。いつもだったら参拝者でぎっしりで、こんな写真は撮れない。

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本殿向かいの霊殿。どちらにも、きちんとお参りしました。

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敷地の裏口を抜けたところに、別の神社がある。神明神社との石碑が建っている。神明神社というのは伊勢神宮系で、稲荷とは別系統だ。

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こちらの境内から、参道商店街を背面から眺めることができた。正面に「串かつの玉家」という看板を掲げた3階建てビルが。これが新築された建物だろう。

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神明社の隣には、おちょぼ稲荷の宝物館があった。「温故集成館」というそうだ。

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残念ながら休館日だった。

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宝物館の道路を隔てた向かいにも、別の祠が。

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こういう光景を見ると、いつも不思議な気分に襲われる。

神社が存続しているということは、氏子がいて維持しているということにほかならない。それぞれ地域で地道な存在意義を果たしているのだ。そのうちの、ごく一握りの社寺が、有名になり遠方からも多くの参拝客を集める。

2年ほど前に伊勢神宮に参拝したことがある。外宮から内宮に至る道すがらに、伊勢神宮とは別系統の、そこそこ大きな神社があって、そこの会館で結婚式をやっていた。伊勢神宮のような巨大な神社の至近でも、そのような神社が存続できるのだ。

一握りの有名社寺と、圧倒的多数のふつうの社寺は、何が違うんだろう?

   *       *       *

とまれ、参道に戻る。東口と南口の分岐点にあたる三叉路にある道しるべ。

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参道から望む「玉家」のビル。

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接近。

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おお、やっぱり行列ができている。

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それでも店内は空いていたので、店内で食事させてもらうことにした。

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座敷席。正面のお品書きの下に、黒地に金文字で「貴賓室につき一時間以内でお願いします」と書いてある。

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テーブル席。正直な感想「仏壇みたい」。

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メニュー。金ぴかのわりには庶民的なのだ。

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メニュー裏面。

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串かつのみそとソースを一本ずつにドテ、それにごはんの小を頼んだ。計420円。安い!

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肝心のお味のほうだが、串カツは串カツらしい脂身の多いバラ肉だったが軟らかくて食べやすかった。みそソースとドテ煮は、中部地方のことで甘口の赤味噌だが、甘みは極力抑えている感じ。悪くはない。でも、行列ができるほどだろうか。「行列ができる理由は、行列があることだ」とよく言われる。失礼かもだが、ここもそれっぽい。

ごく一握りの有名社寺と、圧倒的多数のふつうの社寺の違いと、ひょっとしたら似ているかも知れない。