🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

かかみがはら航空宇宙博物館は駐車場無料、再入場可、カメラOKだった

ニュージーランド短期語学留学記は2度目の中断です。家族の要請で「かかみがはら航空宇宙博物館」に行くことになった。地元の新聞にリニューアルの記事が出たので、興味を持ったのだそうだ。検索すると3月24日がリニューアルオープンだったそうだ。

公式サイトへのリンクを貼ってみよう。

www.sorahaku.net

内心、面倒臭いなと思いながら、出不精ひきこもり体質なので、こういうきっかけでもなければ出かけようという気になれない。いいきっかけだったと考えることにしよう。

 

実家から車で1時間もかからないところだった。名古屋市中心部からでも、高速を使うと所要時間はそんなもんじゃないかな?

行ってみると、駐車場が無料だった。駐車場から見た全景。

f:id:watto:20180330112032j:plain

先に書いてしまうと、チケットを買って入館時に、係員から「再入場するときは入場券を示してください」と声を掛けられた。チケットには「当日に限り本件で再入館できます」と書いてあった。

入館したら、でかいカメラを構えてフラッシュをばちばち炊きながら写真を撮っている人がいっぱいいた。

なんつーか、太っ腹。

f:id:watto:20180330112152j:plain

 

敷地に足を踏み入れると、いきなり「ロバのパン」のフードカートが目に飛び込んできた。

「ロバのおじさん チンカラリン チンカラリンと やってくる♪」という知る人ぞ知るテーマソングも鳴り響いていた。なんだこりゃ?

f:id:watto:20180331134256j:plain

 

博物館の前庭には、さまざまな種類の航空機が何機も並んでいたのだが…

f:id:watto:20180330112231j:plain

 

テーブルや椅子も並んでいて、食事もできるようになっていた!

f:id:watto:20180330112235j:plain

 

お祭りの露店みたいな食べ物店が、いっぱい並んでいた。

f:id:watto:20180330112308j:plain

 

岐阜名物「鶏ちゃん」。個人的にはこの名称が好きでない と、以前エントリーを書いたことがある。

f:id:watto:20180330112322j:plain

 

各務原キムチフランク。なぜか各務原市はキムチを地元の名物にしている。「各務原キムチ公式サイト」なんてものまである。

f:id:watto:20180330122436j:plain

 

敷地内に展示されている航空機は、内部に入れるものが多いようだった。

f:id:watto:20180330112338j:plain

 

しかし個人的には飛行機で長旅をした記憶が新しいので、あまりワクワクしなかった。

言っちゃ悪いが、旅客として乗る限りにおいては、飛行機はもっともつまらない乗り物の一つではないだろうか?

f:id:watto:20180330112418j:plain

 

パンフレットが置いてあったので、一部もらた。

f:id:watto:20180330112513j:plain

スポンサーリンク

 

 

入口。入館料は大人800円、高校生と60歳以上が500円、中学生以下は無料とのこと。

中学生以下無料というのもタイトルに入れるべきだっただろうか?

f:id:watto:20180330112625j:plain

 

パンフレット「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」から、館内見取り図を引用させていただきます。

f:id:watto:20180331114217j:plain

 

上掲見取り図でA1~A2が戦前戦中、A3~A4が戦後から現代の航空機、S1~S5が宇宙関係の展示エリアだった。

戦前戦中の展示エリアに限っては、なぜか外部光を遮断して人工照明だけだった。光量が不足していたため、私のスマホカメラではピントが合わなかった。

 

これはA1エリアにあった陸軍乙式一型偵察機の1/1復元機。

案内板の説明書きによると、フランスからサルムソン2A2という機種の製造権を取得して、各務原で量産化された最初の飛行機なのだそうだ。f:id:watto:20180330113134j:plain

A2エリアには、「飛燕」戦闘機や「零戦」試作機の模型もあったが、ごらんの通り暗くてピントが合わずいい写真が撮れなかった。

 

本来の順路はここから同じ1FのA3~A4すなわち戦後から現代のエリアに移動するべきだったが…

f:id:watto:20180330114115j:plain

間違って先に2Fすなわち宇宙エリアに移動してしまった。ま、いいか。

 

これは火星無人探査車キュリオシティの1/1模型。

f:id:watto:20180330114153j:plain

 

右奥の小さいのは、やはり火星探査車のマーズ・エクスプロレーション・ローバーの1/1模型だそうだ。

f:id:watto:20180330114226j:plain

 

小惑星探査機「はやぶさ2」1/1模型。

f:id:watto:20180330114339j:plain

 

別角度からもう一枚。

f:id:watto:20180330114554j:plain

 

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」1/1模型。

f:id:watto:20180330114707j:plain

 

内部。ノーパソがあるやん。宇宙からでもネットができる(多分違

f:id:watto:20180330114756j:plain

 

ご存知スペースシャトル。1/25模型。

f:id:watto:20180330115028j:plain

 

スペースシャトルの船外活動用に開発された宇宙服と宇宙遊泳噴射装置だそうだ。

f:id:watto:20180330114925j:plain

その他、ペンシルロケットから日本最大の H-IIB(エッチ・ツー・ビー)ロケットに至る国産ロケット模型の一覧など、様々な展示物が並んでいたが、全部は紹介できないので省略。

 

階段を下り1Fの戦後~現代の航空機エリアへ。繰り返しますが逆順路です。

f:id:watto:20180330120034j:plain

 

川崎 XOH-1 観測ヘリコプター実物大模型。実機試作に先だってつくられた木製の実物大模型(モックアップ)だそうだ。

f:id:watto:20180330120627j:plain

 

OH-6J 新型式ローターシステム実験機。説明板に「運動性を向上させる新しいロータ・システムの実験機」とあった。

f:id:watto:20180330120733j:plain

 

川崎式BK117型ヘリコプター。説明板に「日本初の国際共同開発による民間用ヘリコプター」と。

f:id:watto:20180330120818j:plain

 

川崎 KHR-1 リジッドロータ実験ヘリコプター。「日本のヘリコプター開発能力を世界に知らしめた実験機」だそうだ。

f:id:watto:20180330120829j:plain

 

航技研 低騒音 STOL 実験機「飛鳥」。STOLとは短距離離着陸のことだそうだ。

f:id:watto:20180330121035j:plain

 

ちょい接写。

f:id:watto:20180330121009j:plain

 

航技研 VTOL 実験機フライングテストベッド。

日本で開発された唯一の VTOL(垂直離着陸)実験機とのこと。

f:id:watto:20180330121256j:plain

 

コクピットへの試乗やフライトシミュレータが、お子さん連れには人気だった。

f:id:watto:20180330121205j:plain

写真を載せたのは、展示のうちごくごく一部です。

スポンサーリンク

 

 

展示エリアを出たところにある土産物売り場。

f:id:watto:20180330121641j:plain

 

宇宙食コーナーもあった。

f:id:watto:20180330121814j:plain

 

敷地の周縁にはソメイヨシノがいっぱい植えられていた。

f:id:watto:20180330122126j:plain

 

行き帰りの経路にある新境川という河川の、両岸のサクラ並木も見事だったが、運転中のため写真を撮ることができなかった。残念。

f:id:watto:20180330123355j:plain

追記:

「かがみがはら」ではなく「かかみはら」だというご指摘を、ブコメで何件かいただきました。大変失礼しました。遅まきながら訂正しました。ご指摘に感謝します。

スポンサーリンク