- 作者: ウィリアムパウンドストーン,William Poundstone,松浦俊輔
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1995/03/01
- メディア: 単行本
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二十世紀に開拓された数学の新たなジャンルの一つ「ゲーム理論」を、その発明者ジョン・フォン・ノイマンの略伝や50〜60年代の米ソ冷戦などを交えて描いた読み物だが、冗長なわりにはゲーム理論の解説書としてはいささか物足りない気がする。本書全13章中第12章目の「適者生存」(p299〜)だけ読めばいいのではないだろうか。
ミシガン大学のアクセルロッド政治学教授は、典型的な「囚人のジレンマ」となる下のような利益表を使って、いくつかのコンピュータプログラムに「試合」をさせた。
協調 裏切り | |||||
協調 裏切り |
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最優秀の成績をあげたプログラムはたったの四行の「おうむ返し」と呼ばれる戦略で「最初の回は協調する。その後は前の回に相手がとった手をまねる。これだけだ」(p311)そうである。
- 作者: ウィリアム・パウンドストーン,松浦俊輔
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- 作者: ウィリアムパウンドストーン,松浦俊輔
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