決まって帳簿と戯れながら過ごしている。日頃きちんと整理しないのがいけないのだが。
去年の暮に、税務署に「給与支払事務所等の開設届出書」というのと
「源泉所得税の納期の特例に関する申請書(兼うんたらかんたら)」というのを出しに行った。
前者はアルバイトを願んだという届出、後者は、源泉徴収は本来毎月納めなければいけないのだが、支払い対象者が常時10名未満の事業者は半年ごとにまとめて納税してもいいことになっているのだそうで、その特例適用のための申請書である。
そうしたら、しばらくして税務署から「所得税徴収高計算書」だとか「給与所得の源泉徴収票等の法定調書」だとか、なんだとかかんだとかが、自宅に封書でどさっ!と届いた。
源泉徴収した所得税の納付は毎月10日まで、法定調書の提出は1月31日までなのだそうだ。
過去に人を頼んだことは二度ほどある。一度目は、そういった事務は間借りをしていた商店主さんが全部やってくれた。つかその商店主さんに雇ってもらう形をとった。二度目は、そもそも事業が成立する前に協力関係が崩れた。事業をスタートするために準備した資金を持ち逃げされたのと変わらなかった。そう言って悪ければ金をドブに捨てたのと同じだった…って一緒か。
アルバイト料として支払っている金額は、たいした額ではない。多分、書類のほとんどの欄は空欄となるだろう。しかし第一回目の悲しさで、埋めるべき欄がどこで、埋めなくてもいい欄がどこなのか、まだ区別がつかないのだ。
仕事を大きくしていくためにはクリアしなければならないハードルであり、またさして高くないハードルのはずなのだが…
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