家族の希望で、今年は実家から車で遠からぬ岐阜市まで行った。
まず願成寺というところにある「中将姫誓願桜」という名前のついた桜を観に。「薄墨桜」といい「荘川桜」といい、岐阜県は桜に名前をつけるのが好きだな。
今日は「観桜会」というのと「宇宙還り直系2世披露式典」があると報道されていた。「宇宙還り云々」というのは何事かと思ってしまうが、通常は発芽しないこのサクラのタネを宇宙ステーションに持って行ったところ、還ってきたタネのうちいくつかを試しに蒔いてみたら芽が出て立派に育ち始めたのだそうだ。なんでサクラのタネなんかを宇宙ステーションに持って行ったのか、またなんでそれを蒔いてみようという気になったのかという謎は依然として残るが。決して新興宗教の電波な教祖が自分の子に跡を継がせる類の話ではない。
前置きが長くなったが、ぜんっぜん咲いていなかった。蕾ばっかり。
長々と前置きしてコレかよ、という気がするが、今年は寒かったのだ。平年のデータでスケジュールしたのだろうから仕方がない。
だが桜を観ないままというのもつまらないので、ほど遠からぬ岐阜公園に移動。
岐阜は山ぐにだけあって、市内でも標高がかなり違うらしい。ちょっと早いかなという気もしたけど、まあ咲いていた。
岐阜公園の駐車場に車を置いて、徒歩で伊奈波神社前に移動。参道のシダレザクラが有名らしいが、こちらは五分咲だった。
来週末くらいがちょうどよかったかも知れない。愛知県は暖かいから今日がちょうど見ごろだったようだが。
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