嗚呼蛙 さんのこのエントリーきっかけで思い出しました(どうでもいいけど、すさまじいアイキャッチ画像貼ってまんな…
予防が一番というのは誠にごもっとも。何にせよ発症後の治療は予防より100倍大変なものだ。しかし予防すべきことが多すぎて、何を警戒したらいいのかわからない。また花粉症を発症してない人は、あんまり「意地でも花粉症になりたくない」とは思わないんじゃないかな。
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当方、花粉症に関する減感作療法というのを一昨年からやっている。シーズンの半年くらい前から始めなきゃならないから、今季で2シーズン目だ。昨シーズンは、QOLに改善は見られたが完全に抑えられたわけではなかった、というのが結論。
おお、ブログの検索結果もリンクとして貼れるんだ!
「減感」で検索しているのは、最初のころ「減感作療法」を「減感療法」と書いていたから、両方検索にひっかかるようにするためだ。「減感作療法」というのが正しいらしい。
検索結果を読み返して、薬剤自体の写真は何度か貼ったことがあるが、取扱説明書をスキャンした画像をまだ貼ったことがなかったのに気づいたので、この際貼ってみる。前回のエントリーにも書いた通り、取扱説明書をスキャンして保存するというヘンな習慣があるのだ。著作権法で認められた引用の範囲だと思ってやってますが、怒られたら消します。
最初の2週間はポンプ式ボトル容器に入った薬剤をもらう。1日目はワンプッシュで1滴、2日目は2プッシュ2滴と服用量を増量してゆき、1週間後に10倍量に切り替える。
2週間目も一日ごとにプッシュの回数を増やしてゆき、3週間目からは1回分がラミネート容器に入ったものに切り替わる。これを2年ないし3年、効果が出るまで1日1回の服用を続けるのだ。
服用方法は以下の通り。取扱説明書のイラストは精密なものが多いが、これはユルくて(失礼!)なんか味があるので、これはこれで好きだなぁ。いや手のイラストって実は難しくて、練習を積んでいない素人には簡単には描けないんだけどね。
他に、服用後5分間はうがい、飲食を控える、服用後30分は激しい運動を避ける、飲み忘れても絶対に2日分服用しちゃいけない、等々のルールがある。通常の服薬に比べると、ちょっとだけ面倒だ。まあ慣れてしまえばたいしたことはないが。
言うまでもないことですが、実際のところは必ずお医者さんに相談してお医者さんの指示に従ってください。
とは言うものの、シーズンに間に合わせるためには半年前から服薬を始めなきゃいけないから、今季には間に合わないんだけど、こういうことはなかなかタイミングよく思い出せるものではない。とりあえず謝っときます。すんません。
減感作療法の効果が本格的に出てくるのは、治療を初めて2~3年後からというので、期待を込めてヲチする予定。しかし http://weather.asahi.com/kafun/chubu/ とか花粉情報サイトを見ると、今んとこまだ全然飛散していないのに、すでに軽く違和感を感じている。多分、花粉症発症前の状態に完全に戻ることはないんだろうなと達観はしている。QOLがどの程度まで改善するかの程度問題という奴なんだろう。
追記:
「違和感」というのを発症していない人にもイメージできるように書くと、くしゃみの出るむず痒さの1/3~1/5くらいが鼻の奥でずっと続いている感じ。だが、くしゃみをすれば楽になるかというと、そうならないところが花粉症のつらいところ。花粉の最盛期には、くしゃみを5連発しても10連発しても、おさまらない。
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