久しぶりに他人のパソコンの修理依頼が来た。電源を入れても画面がブラックアウトしたままになったそうだ。9月6日のエントリー に書いた、ネット通販で買った格安ノーパソである。買ったばかりじゃないか、ぶつぶつ。
パソコン修理たって、今どきのパソコンで素人ができることは、リカバリかけるかメーカに修理依頼を取り次ぐかくらいしかない。とまれ、まずは現象を見ようと電源を入れた。
聞いた話と違って、たぶんBIOSのエラー画面らしきものが出た。うろ覚えだが「このバッテリーを充電できない」というような意味だった。スマホで写真を撮っておけばよかったと、そういうことを思いつくのはいつも後になってから。
ふと「簡易放電」というのを試してみようと思いついた。別のメーカのサポセンに電話を掛けたときに、引き取り修理の前に試してくれと言われた内容である。
簡易放電とは、バッテリパックを外した状態で、電源ボタンを10~20秒くらい押しっぱなしにして、内部回路に充電された電荷を放電させることである。自ブログ調べたら、過去のエントリーに書いていた。下記記事の後半。ただしこの時はそれでは解決せず、引き取り修理してもらった。
例によってタイトルでネタを割ってしまっているが、手順を復元した写真を貼る。
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このメーカのバッテリは、筐体をひっくり返した上部についている。どこでもそうか。
上の写真の右上に見えているレバーを引っ張りながら、バッテリパックを転がすように外す。
この状態で、キーボード右上の丸い電源ボタンを、10~20秒と言わずたっぷり1分くらい押しっぱに。
バッテリパックを戻して電源を入れたところ、Windowsが何かやっていて、しばらく待たされたが、見事にログイン画面が表示された!
あとで考えると、ひょっとしたら簡易放電が効いたのではなく、バッテリパックが半抜けになっていたので外してはめ直したら直ったという可能性もなきにしもあらず。今となっては特定不可だが。
まあ精神衛生のために、ダメモトでやってみたことが奏功したのでラッキーと考えることにしよう。
追記:
メーカ自身のサイトに解説があったので、引用とリンクを貼ります。私が試した方法と若干違っていました。
ノートパソコンの場合
1. パソコンの電源が切れている状態で、ACアダプタをパソコン本体から外します。2. 次に、パソコン本体よりバッテリを外します。
3. 数分待ち、再度ACアダプタを取り付けトラブルが改善したか確認します。改善されていたらバッテリを取り付けます。
パソコンの電気を放電してトラブルを解決する方法 | Dell 日本 より
追記の追記:
ツイッターの公式アカには、私がやった方法が書いてあった。どっちがいいんだ??
【Support】
— デル株式会社 法人向けテクニカルサポート (@DellCaresPRO_JP) 2014年9月1日
PCの簡易放電について簡単に紹介☆
【デスクトップの場合】
①電源ケーブル含め接続物を外す
②外した状態で電源ボタンを10秒以上長押し
【ノートブックの場合】
①電源ケーブル・バッテリーを外す
②電源ボタンをデスクトップ同様10秒以上長押し
お役立てください☆
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