🍉しいたげられたしいたけ

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ニュージーランド短期語学留学3日目=現地スクール2日目

2日目=スクール初日の午後は、時差ボケでメロメロだったので、早々にホストファミリー宅に帰って休んだ。ホストマザーは「明日には楽になりますよ」と言ってくれた。その通りになったのでありがたかった。

ホストマザーから提供してもらった夕食は、一日目がブラウンソースで柔らかく煮込んだ骨付き豚肉とマッシュポテト、二日目がブラウンライス(玄米)に鶏肉を煮込んだトマトソースをかけたものだった。これがニュージーランドの家庭料理なのか! さすが農業国というか、連日、私の感覚からすると豪華なメニューが並んだ。

朝食は、穀物の粒がたっぷり入った黒パンにバターが美味しかったので、ずっとそれをいただいた。なお朝はセルフサービス。

食後の洗い物までやってもらうのは心苦しく「家事で分担できることがあったら言ってください」と申し出たが、笑って断られた。せめて朝食後の皿とカップだけは、自分で洗ってから登校することにした。

その他、夕食後の甘味にティムタムのクッキーやハーゲンダッツをいただいたことがある。日本でも手に入るブランドだが、何というか、こちらのものはどれも日本に比べて味が濃いように感じた。 

アーノッツ ティムタム オリジナル 11枚

アーノッツ ティムタム オリジナル 11枚

 

こちらでの生活は、就寝が9:00p.m.頃、ホストファミリーが出勤するのが5:00a.m.頃と、日本に比べてかなり早い。私は7:00a.m.頃に電車に乗ればよかったが、ニュージーランドは3月いっぱいまでサマータイムなので、まだ真っ暗である。どうせ時差を調整しなければならないので、慣れるのはさほど大変ではなかった。

 

スクール周辺のオークランドの街角風景。路地の向こうにAIGの高層ビルが見える。

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上の写真の反対側くらいに、スクールのあるビルがある。オークランドの中心駅であるブリトマート駅から徒歩10分未満と、これまた至便なところにある。

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ビルのこの入り口を入ってエレベータに乗る。

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ビルを見上げたところ。

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スクールはこのビルのワンフロアを占めている。日本の英会話スクールと造りがそっくりで、コンパートメントで仕切られた10~20人を収納できる教室がいくつかあって、講師と生徒がテーブルを囲んで座りレッスンをする。つか日本の英会話スクールが、英語国の外国人向けスクールの構造を真似ているのだろう。

 

3日目=スクール2日目からは、能力別クラスに分かれて本格的なレッスンが始まった。と言っても、私は4日しか出席できないけど。

クラスメートは8名。日本人(M)が私を含め二人、ブラジル人(F)二人、中国人(M)、ドイツ人(M)、フランス人(F)、タイ人(F)だったかな。容貌を話題にするのはPC的によろしくないかも知れないが、女性陣が美人揃いなのに驚いた。みんなモデルさんか何かなの? と半ばマジで思った。タイの女性は、少女のように可愛らしいタイプだった。一方、男は…ま、それなり。

自己紹介を求められたので、職業を述べ、日本では一般的にバカンスの期間が他国に比べて短いので海外留学に充てられるのは一週間がやっとだが、とにかく一度、英語だけの環境に身を置いてみたかった、みたいなことを言ってみた。

 

ドイツ人の男性生徒が、遅刻して入ってきた。若い男である。私の隣の席が空いていたので、そこに座った。そして、どこから来たの、何をしてるの、などと質問をする。

仕方がないから短く答えていたが、さすがに講師が見かねて、レッスンがもう始まっていると注意をした。

そうするとその生徒は、どんな奴だかわからないじゃないですか、などと口答えをした。

あ、こいつ、前回のエントリー に書いた大阪人のようなヤンチャな奴なのだな、と腑に落ちた。 

彼はほどなく私に興味をなくし、今度は反対側に座った女性生徒と、長々と私語を始めた。そりゃそっちの方が楽しかろう。

 

言及が遅れたが、講師はアジア系で心理学の研究者とのこと。「英語を喋るときと母国語を喋るときでは性格が変わる」という研究結果がある、なんてことをポロリと言ったりする。

 

この日はこの若いドイツ人と組んで、プリント資料を見ながら簡単なディスカッションをした。ところがこのドイツ人ときたら、資料の課題を先読みして勝手なことを喋ったり、あげく集中力が切れたのか、ぷいと席を立って教室を出て行ったりした。

なお日本のスクールと違って、手洗いに行きたくなったりしたときは各自いちいち断らず勝手に席を立つのはOKのようだ。また飲み物、食べ物の持ち込みは自由で、私以外のほぼ全員がテーブルに飲み物を置いて受講していた。朝食を食べながら受講する生徒もいた。

私語に関しても、ドイツ人ほどじゃないけど皆フリーダムだ。レッスンの邪魔になるようだったら講師が制止する。

そういうものなのかと思えば、別段気にはならなくなった。ただ、今後ヘンなことが起きなきゃいいが、とは思った。先走って書いてしまうと、最終日まで別段ヘンなことは起きなかった。ドラマだったら必ず何か事件が起きるところだろうけど。

 

あと日本のスクールと違うところは、その日にこなすべき課題や資料があることはあるが、生徒が言いたいことがあればどんどん口を挟むし、むしろ講師が発言を促すところがある。つまりはフリーディスカッション風だ。これが日本のスクールだと、ややもするとずっと講師の独演会になってしまう。

そして他の生徒の喋るスピードが、これがまた早いのだ。こちらはほとんど聞き取れない。それをネイティブの講師はちゃんと聞いていて、文法的な誤りがあると即座にただしたりする。

これが目下の私の英語力の限界なのだろう。講師やスタッフがネイティブの英語を、おそらくはそれなりに配慮して喋ってくれれば理解できる。だがそれがちょっとブロークンな英語であったり、またビデオやYoutubeなどの英語で音質が悪くいわゆる「音が割れた」状態であったりすると、とたんに聴き取れなくなってしまう。

こういうのは、どうやってトレーニングしたらいいものだろう?

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レッスンは8:30-13:00で、途中15分の休憩が2回入る。午後はアクティビティというのがあるが、初日の月曜日と二日目の火曜日は休みだ。つまり2日目の午後も、まるまる空いた。

そこでオークランド市内を、足の向くままに散策した。

これはスクールのあるビルからブリトマート駅方向に少し引き返したところにある、やたらと大きなデジタルサイネージとバーガーキングだ。

初日の昼食は、不慣れだからなじみのあるところでと、ここのバーガーキングで済ませた。

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しかし海外まで来てバーガーキングというのも味気ない。少しは冒険しなくちゃと思いつつ、スクールの向かいに持ち帰りorイートインのスシ店があったので、二日目はここで済ませてしまった。

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ただし店員さんは中国系のようだった。味も日本の寿司とは違った。酢飯ではなく、ただの米の飯に近い味だった。だが決して不味くはなかった。

二十年ほど前にアメリカに行ったときに、なんちゃって日本料理店ですさまじく不味い米飯を食べたことがある。生米を水でふやかしたような味で、ねっとりしたところが全然なかったのだ。

なおアメリカで日本食が恋しくなったら、下手に日本料理の看板を掲げているところよりは、韓国料理店に入った方がよっぽどハズレを引く確率が低いと言われたものだ。今はどうなっているかは知らない。

海外で思いっきりヘンなものを食すというのも、貴重な体験ではあるのだが。

 

ブリトマート駅のすぐ前には、有名ブランド店が軒を連ねている。写ってないけどグッチの右隣はルイヴィトンだ。

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真向かいにはプラダとディオール。なんとなく名古屋駅前を思い出した。

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色っぽい店頭ポスターを見かけたので撮ってしまった。リンダファローというのは、知らなかったのでぐぐったら眼鏡のブランドのようだ。ストッキングのブランドかと思った。

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土産物店も多かった。

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これは別の店。看板に日本語、ハングル、中国語が…

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手書きの求人の張り紙を見かけた。オークランドでは外国人にとっては求職というのも一大関心事のようで、短期つまりバイト、長期つまり永住目的を問わず、スクールでも一応相談に乗ってくれるようだ。

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オークランドのランドマーク「スカイタワー」。駅前から二つ隣の通りを折り返し、スクールのあるビルを通り過ぎてほんの少しのところにある。

名古屋のテレビ塔もそうだけど、大都市の高い塔というのは心を惹きつけるものがある。

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簡単に上れるかなと思ってたもとまで行ってみた。一旦ホテルに入らなきゃ上がれないようだった。

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角度を変えてもう一枚。この銀色のチューブのような通路を通って、ホテルの建物からスカイタワーに入るらしい。

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入場料いくらくらいかかるかもわからなかったので、結局上がらなかった。後日レッスンで講師に上り方を尋ねたら、やはりそれでいいとのことだった。入場料もべらぼうに高いわけではないようだった。

 

スカイタワーの周辺。ちょっとした坂になっている。

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スカイタワーを背にして、アルバート公園という公園を望んだところ。

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アルバート公園の中も散策した。そんなにメチャメチャに大きい公園という訳ではなかった。地図を見るとオークランド市内にはもっと大きな公園がいくつかある。

公園内からワンパタだけどスカイタワーを。

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反対側も撮ってみた。

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なんか工事してる。公会堂か? って名古屋人じゃないとわかんねーよ!

蛇足解説すると鶴舞公園の名古屋市公会堂が現在改修工事中なのです。

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アルバート公園はオークランド大学という大学と隣接している。名古屋工業大学が鶴舞公園と隣接していることを思い出したぞ(くどい

公園の敷地内にも、大学の建物が建っていた。ひょっとすると一枚上の建物も、そうかも知れない。

なお二枚上の真ん中奥にちょっと写っている時計台は、オークランド大学のシンボル的な建物だったようだ。

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公園を反対側に抜けたところに “Albert Park” の案内板があった。

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げ、コノハけいぶまでいた! 名古屋名古屋としつこいから、ついに名古屋警察が出動したのか!?

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コノハけいぶと言っても愛知県民以外にはわかるまい。愛知県警のマスコットである。

台座の銘板を見ると、警部ではなく船長だったようだ。

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このフクロウの像は、市内の至るところに立っていた。これは上掲の船長と同じ通りの反対側入り口に立っていた像。

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それぞれスポンサーがついてデザイナーが思い思いのデザインを施しているようだ。

今後のエントリーにも異なるバリエーションがいくつか出てくる予定です。

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