高血圧の気味があって、降圧剤を処方してもらっている。また血圧を記録している。
その血圧が、この何ヶ月か、低めに推移しているような気がする。上が100台~130台、下が60台~90台。以前はそれぞれ10くらい高かったような気がする。単位はmmHg。以下同じ。
この2週間ほどの数値を、グラフにしてみた。まじめに毎日計測していないから、データが抜け抜けだな。
こんなもんだったっけ? と思って、なぜか捨てずにとってあった血圧管理手帳から、去年(2019年)と一昨年(2018年)の同じ期間のグラフを作ってみた。
これが2019年のグラフ。やはり上が110台~140台、下が70台~90台というところだった。
これが2018年のグラフ。この頃も上が110台~130台、下が70台~90台。あえて同じ時期にしたのは、血圧は気温の影響を受けるからである。
なおグラフの作り方は、2016年4月20付の自分のブログに残していた。この頃は投薬治療を始める前だから、自分のことながらギクリとするような数値になっている。
投薬により、ほどよくコントロールされているほうだろうとは思った。だが、かつては血圧は上が130以上だと高血圧気味と言われていたのが、去年頃だったか120以上と変更されたんじゃなかったかな?
確認のため検索したら、「2019年に日本高血圧学界の高血圧治療ガイドラインが新しくなった」というサイトがヒットした。オムロンさんのサイトだな。
私は上がだいたい130くらいだと意識していたので、「これを10下げるのは大変だぞ!」と思った。ところが、何もしていないのに10くらい下がっていたので、ありがたくはあるが「なんでだ?」と思った。
心当たりとしては、バナナを常食するようになったことくらいしか思い浮かばない。ほとんど毎日、食べている。以前にはなかった習慣だ。
何年も前から、加齢にともなって一日三食がっつり食べるのがしんどいと感じるようになってきた。一日二食でちょうどいいくらいだが、一食まるっと減らすのは心理的に寂しく感じる。それで昼食代わりに果物の類を軽く食べて、朝食と夕食は従来通りがっつり食べることにしようと、あえて心がけている。一日二・五食ってところか。
果物はバナナが一番手軽だ。剥く手間がいらないし、安価なものがどこでも容易に手に入る。他にはリンゴやミカン。あと干し柿も好物だが、手間がかかる分だけ割高なので特売時限定。
こうなった直接のきっかけは、昨秋の長野での災害ボランティアだったかな? 書いているうちに思い出した。
バナナといえば、カリウムを多く含む食品の代表であるという知識がある。確認のため検索すると、カリウムには血圧を下げる効果があるが、腎機能が低下していると高カリウム血症という症状を招いて不整脈などの原因になるという。へぇ。
健康に関しては、ネット情報を頼りに素人判断するほど危なっかしいことはないという知識も持ち合わせている。次に薬をもらいに行くときに、医師に包み隠さず話して相談してみよう。というわけで今回も日記というか自分用のメモでした。
追記:
薬が残り少なくなったので、もらいに行った。そのときの医者との会話。
私「バナナを毎日食べるようになったら、血圧が10mmHgくらい低めに出るようになったんですが、カリウムの影響ですかね?」
医者「そういうことがあるかも知れませんね」
私「ネットで検索すると『高カリウム血症』というのがあるようですが、一日一、二本なら気にすることはないですよね?」
医者「気にしなくていいでしょう」
なんなんだこの温度差は?? ある程度予想はついたと言え。
よくある「自分の一大事、他人の茶飯事」というやつだろう、たぶん。
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