🍉しいたげられたしいたけ

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災難があったときとっさに「助け合おう」と考えるか「悪巧みをしよう」と考えるかでQOLが違ってこないかということ

新型コロナウイルス問題に関連して、このツイートがバズり、「はてな」でもホッテントリになった。

長屋王の故事は知らなかったが、鑑真、栄叡、普照というと高校時代に読んだ井上靖『天平の甍』を懐かしく思い出した。機会があれば再読したい一冊である。

 

ところで「はてなブログ」では id:oyatto さんがこんな記事を書かれていた。リンク失礼します。

www.oyatto.work

マスクが品薄でなかなか手に入らないと嘆くツイートは、私のタイムラインにも多く流れてきている。一方で買い占めたマスクを高く転売しようとする人もいるようだ。

 

災難があったとき、とっさに「助け合おう」と考えるか? それとも(oyatto さんの表現をお借りして)「悪巧みをしよう」と考えるか?

因果応報というのは、現実社会においては説話や童話のようには明快でない。

しかし、それでも「助け合おう」に近い発想をする人のほうが、「悪巧みをしよう」に近い発想をする人より、怒りや憎しみの少ない精神生活を送ることができるのではないか。QOL と表現していいかも知れない。

 

私が閲覧している範囲では「はてなブロガー」さんはウイルス対策に関して信頼性の高い情報を収集してエントリーにまとめようとしている方が多いように見受けられる。

一方で、見るに堪えないデマ、人種・民族差別、ヘイトもまた、ネットに溢れている。普段からデマやヘイトで心をいっぱいに満たしている人たちが QOL の高い精神生活を送っているとは、とても思えないのだが。

 

念のために言っておくが、私は中国当局の人権弾圧や監視社会志向には強く反対で、それについては一個人として主張を続けなければならないと思っている。だがそのことと新型コロナウイルス問題は、全くの別問題だということだ。

 

やはりタイムラインに、辛淑玉 さんのこんな印象的なツイートが流れてきたことがあったので、FF 外ですが引用させていただきたく存じます。

天平の甍 (新潮文庫)

天平の甍 (新潮文庫)

  • 作者:井上 靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1964/03/20
  • メディア: 文庫
 

ところで私自身は、新型コロナウイルス問題に関連して、どんなツイートをしていたっけ?

なんだか答え合わせみたいで少し不安な気がしたが、チェックしてみた。

 

マスクが売ってないことを嘆く FF さんに対して、こんなリプを返したことがあったんだった。

 

不完全な情報を流すのはデマと変わりがないので、今日(2/2)、サンプル数1だが検証を試みた。

なお通常タイプについては、店員さんに尋ねたところ「問い合わせているが欠品で入荷未定」とのことだった。

 

合格点と言えますでしょうか?(誰に訊く?

追記:

マスク買い占めと転売は、まとめ togetter がホッテントリ入りしていたのでリンクを張ります。

togetter.com

 

なおマスクはウイルスを素通しするので、すでに感染してしまった人から他人へのセキやクシャミによる感染拡大を防ぐ効果しかなく、予防としては気休めにしかならないということは、しばしば言われています。

こちらも新しめの新聞記事を。

mainichi.jp

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