しいたげられたしいたけ

災害時のデマ、絶対ダメ!

代案として緩い広域トリアージとミストシャワーの活用を提案ただし言うまでもなく素人考え

2月27日の安倍首相による唐突な小中学校の一斉休校要請は、全国的な混乱を招いている。

29日の安倍首相の記者会見に関しては、日刊スポーツの記事が「よくまとまっている」と評判が高いようだ。

www.nikkansports.com

キーフレーズを雑に抜き出してみると…

"唐突な判断の具体的根拠は示さなかった"

"経済対策には触れたがとりまとめはこれから"

"プロンプターが用意され"

"まさかの時間制限付き"

"その後も全国で感染拡大は続く"

といったところか。フリージャーナリストの江川紹子氏が質問を求めたが応じてもらえなかったことや、安倍首相が記者会見前日に政権寄りとされる作家の百田尚樹氏らと会食したことにまで触れられていた。かなり本気のまとめ記事だと感じた。

 

その後、安倍首相が専門家に諮らずに決定したことや、自民党内でも意思統一が十分に行われていなかったことが明らかになったり、直後の28日に萩生田文科相が一斉休校に関して「地域の実情を踏まえて工夫してほしい」と方針転換ともとれる発言をしたり、さらに3月2日の国会では、加藤厚労相が国内の小中高生の covid-19 感染者数を即答できなかったというニュースも飛び込んできた。

 

今回もまた事態がものすごいスピードで推移していて、とてもフォローしきれないのだが、現時点で「悪手」もしくは「失政」と言っていいんじゃないかと考える。

そう言うと安倍政権の熱心な支持者から「だったらどうすればよかったのか?」「代案を出せ」という批判が出てくるであろう。

専門家の意見を反映させれば、あるいは効果的な対策に成功していると言われる国々の政策をお手本にすれば、代案はいくらでも出せると思うのだが、なんとなく素人考えで「一斉休校よりは副作用が少ないだろう」あるいは「やってるフリが出せるだろう」という案を出してみたくなった。もとより批判を受けるのは覚悟の上である。つか批判する者は批判も甘んじて受けねばなるまい…ってなんか偉そうだな。

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2月18日公開の岩田先生Youtube(現在削除済み)の内容を勝手にまとめた三箇条を、何度目かだが貼ってみよう。

  1. 医療スタッフは現場に入ったら、感染から自分たちの身を守らなければならない
  2. そのため現場をレッドゾーン(不潔ルート)とグリーンゾーン(清潔ルート)に峻別し、レッドゾーンに入るときには防護服をつけグリーンゾーンでは脱ぐなどのコントロールを徹底する必要がある
  3. ところがダイヤモンド・プリンセス船内では、そうしたゾーニングが全く行われていなかった

国規模でのウイルス蔓延拡大防止であっても、クルーズ船内と同じ思想を適用するしかないと想像する。しかし日本国内で、例えば首都圏や北海道を、武漢や北イタリアのいくつかの自治体のように完全に近く封鎖することは、一言で言って不可能である。

ならば covid-19 の感染力は比較的低いと言われることを幸いにして、都道府県なり市町村なりの自治体を単位とした緩い広域トリアージのようなことを行って、地域間を移動するたびに注意喚起を行うのが現実的ではないかと考えた。

3月2日現在の感染マップは、日経のサイトがわかりやすかったかな?

www.nikkei.com

 

例えば感染者が出ていないか一定の人口比を下回る自治体を、薄い緑ということで「オリーブエリア」、一定の人口比を超えた自治体を「ピンクエリア」に指定する。

中間として薄い黄色ということで「レモンエリア」を設け、三段階くらいにしてもいいかも知れない。

もちろん指定地域は、時々刻々と変化する。

 

そして、鉄道駅、高速道路SA、高速バスターミナル、フェリー乗り場など長距離を移動する乗客が通過する要所要所に、わかりやすい目印になるものを設置する。

ミストシャワーなんかが、いいんじゃないかと思う。夏場に屋外で冷房代わりに使う、アレである。ウイルスは多湿の環境下では感染力が低下することは、よく知られている。

ミストシャワーにアルコールや薬剤を混ぜることも考えたが、アルコール過敏症や化学物質過敏症の人が少なからぬ割合で存在する以上、ミストはただの水以外に選択肢はあるまい。

プラス足元に粘着シートを敷いてもいいかも知れない。頻繁な交換が必要なので、コストはミストシャワーより 高くなりそうだが。

 

もちろんミストシャワーを通過したくらいでは、ウイルスの感染力低下はたかが知れているであろう。

真夏の冷房効果と同じで(一言多い悪癖

繰り返すが主目的はあくまで「目印」である。こんな時季にミストシャワーをくぐるのは誰しも多かれ少なかれ不快なはずだが、その不快さが「何事?」という意識を喚起させることを期待するのである。

ミストシャワーの前後に「当自治体はオリーブエリアです」「当自治体はピンクエリアです」と目立つ掲示を置く。英語など各国語の併記も必要であろう。

そして「エリア間を移動された方は、手洗いとうがいを徹底してください」「自宅に戻られたら、服の交換をお勧めします」などの、いわばあたりまえのウイルス対策の啓発も行うのである。

 

今シーズンはインフルエンザ患者数が激減し、その理由が covid-19 対策として手洗いなどが励行されたことではないかとする記事が、各紙で報道された。

weathernews.jp

すなわち強権を用いた封じ込めが不可能であれば、残る手立ては個々人の意識に頼るしかないのではないか、と言いたいわけだ。あくまで「やってるフリ」だがやらないよりマシなはずで、また小中学校の一斉休校よりは社会的な副作用が小さいのではないかと考えた次第である。

小中学校の休校について言えば、「ピンクエリア」だけでも十分だったはずだ。よく指摘されることだが、小中学校だけ休校にしても、通勤者が無対策では意味が小さい(これが言いたかっただけかも

 

サムネイルは「いらすとや」さんから借用させてもらおう。いつもながら いらすとや さんには、なんでもあるなぁ。

 

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トイレットペーパーの買い占めのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

間違えた、こっちだ!

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ミストシャワーのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

追記:

寒冷地は凍結するからミストじゃまずいかな? じゃ、スチーム? 全国的にスチームでいいかも知れない。妄想ばかりがはかどるな。 

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