前回の関連エントリーは、こちら。
思いついたことを、順不同の寄せ集め的に。
気づいたら、今季はスギ花粉症の症状が出ていない! これはありがたい!
減感作療法が6シーズン目であり、しかも去年から薬剤が単位数の多いものに変更になった効果が大きかったのだろうか?
3月12日付拙記事 でネタにさせてもらった70代ネコ20匹多頭飼い社員のPさん(仮名)は話が好きな人で、送迎の車の中でいろんな話を聞かせてもらった。
自衛隊出身だそうで、大型免許や特殊免許は、二種を除いてほとんど持っているとのことである。二種というのは、バスやタクシーなど乗客を乗せるのに必要な免許だ。
えええええっ! それはすごい!Σ(・Д・;
Pさん「嘘じゃないぞ。(と言って運転免許を出しながら)見ろ」
ウソだなんて言ってませんよ。つか運転中…
私は運転免許は中型車と普通自動二輪しか持っていない。ただし古い制度で取ったので、免許証には「免許の条件等」として「中型車は中型車(8t)に限る」と書いてある(検索すると現行の改正道路交通法が発効したのは2007年とのことで、そんなに昔の話ではなかった)。
この記述が日本語としてどうなの? という疑問は措くとして、もし8トン車まで運転できたら、できる仕事の幅が広がるだろうという考えが、にわかに頭の中に広がった。ガレキや産廃を処分場に運ぶ仕事が多いからだ。
どこかの教習所で、4トン車か8トン車のペーパーライセンス教習をやってくれるところは、ないだろうか? 実は普通車を運転するようになった時にも、それまでのペーパーライセンス状態が長かったので、近所の教習所で短時間(確か4コマ)の教習を受けた。
ただし、そのPさんも現場に入ってしまえば一介の派遣社員ということで「自分の息子より若い社員からアゴで使われる」と、しばしばぼやいている。
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そんなことを書くのは、今回始めたバイト先は毎日仕事をくれるわけでなく、先週は結局ウィークデー5日のうち4日、今週はまだ1日しか仕事に行けていないからだ。日雇いのあっせんみたいなもので、仕事にあぶれたというやつだろう。
慣れない現場仕事が毎日続くと死にかねないから、これくらいがちょうどいいという気もするし、使えない奴だと判断されたのだったら、つらいなという気もする。実際使えない奴だけど。
今日、「学生のバイトがない」というニュースを見かけたくらいだから、たぶん私一人の問題ではないのだと思う。
今週やったのは、Pさんとは別の若い人と組んでの、警備員つか交通誘導の仕事だった。
交通誘導と言っても、田んぼの中の格子目状の農道に重機を入れて側溝を直しているので、区画の両端に立って農道に車が侵入しないようにするのと、コンクリートミキサー車など工事車両が入ろうとしたら、A型バリケードを手でどけて入れるようにするだけという、簡単なお仕事です。
A型バリケードというのは、こんなの。名称がわからなかったので、いろいろ検索して調べた。調べるのにちょっと手こずった。Amazon の画像なので、実物とは微妙に違います、当然ながら。
名称調べついでに、ヘルメットと長靴、それにウインドブレーカー上下は自前だったが、誘導棒と…
安全ベストは貸与だった。
これだけの装備に身を固めると、見かけは警備員っぽくなるが、中身は完全にシロウトである。事前の説明もほとんどなかったし。いいのか? ヨシッ!
見晴らしのよい田んぼの真ん中だったので、侵入しようとする車はあるにはあったが、状況はひと目でわかるし左右に迂回すればよいことも明瞭のようだったから、さしたるトラブルはなかった。
あと、私が立っていた方向からのミキサー車の侵入は、けっきょく一台もなかったぞ。たまに建設会社の社用車が入ってきたが、それは見たらわかった。
これで8時間、ただ立っているだけはつらいなと思った。
午前中の3時間は、工事が早く終わったということで1時間半くらいで片付けに入ってしまったため、バリケードの片付けくらいは手伝ったものの、残りは若い相方さんと雑談したりして過ごした。
昼休み1時間を挟んだ午後の4時間が、本当に立ちっぱなしになった。
変更した区画には、侵入しようとする車はほとんどいなくなった。ごくたまにトラックなど作業車が区画に入るとき、バリケードを移動するだけの仕事になった。
区画の別の端に立っている相方さんと、話をすることもできない。できてもしちゃダメだろうけど。
今回も過去の体験に無理やりなぞらえるとしたら、月に一度ほど(もっと少ないか)参加しているスタンディングに近かったかも。あれはどこも1時間以内で終わるけど。
「ペッパーくん立たせとけばええやん」と思ったけど、CAPTCHA認証でロボットでないことを証明するのに「○○の写っている写真を選べ」なんてのがあるくらいだから、工事用車両や、ましてや社用車と、そうでない車を識別するのは、いかな発達した現代AIでも難しいだろうか? 社用車は人間の私もたまに間違えたし。そうするとリモートワークの出番??
このような妄想と戯れるのは得意なので、なんとか午後の4時間もやり過ごした。幸い4時間立ちっぱなしに堪えられる程度の体力はあった。
肉体労働に比べると体力の消耗は少なかったとはいえ、現場に出る以上ラクな仕事はないようだ。
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