ときどきやる期間限定アイコンネタです。前回は約1ヶ月前のこちらでした。
今回のきっかけは、id:ecoplace さんの最新エントリーです。
ヘルプマークを帯用していた母子が、行きずりの見知らぬ男性二人組から心無い言葉を投げかけられたというツイートに関する論考です。そもそも男性らのヘルプマークへの理解が間違っているし、それこそ一万歩も譲ってヘルプマークがそうした用途に用いられるものであったと仮定しても、それは蔑視の対象になるものではありません。
引用された文面で検索して、元ツイートにほぼ間違いないと思われるツイートを見つけました。大きな反響を呼んでいるようです。プロフィールから投稿者の事情はある程度わかりました。弊ブログからリンクを貼るか迷ったのですが、ecoplace さんが貼っていなかったことと、拡散により思わぬ迷惑を招く可能性を恐れたことにより、リンクは貼りません。
検索と言えば、こんな記事も一緒に見つかりました。
電車内でヘルプマークを帯用した見ず知らずの乗客に、同じような暴言を発した男性に対し、同行していた "『ギャル』と思しき派手な見た目の女性がすぐさま「別れよう」と切り出した" というストーリーです。
こういう場合、そのアベックの実在を疑う読者が出てくるのはお約束として、多少は溜飲が下がるような気がしたのでリンクを貼りました。
いらんこと言いの悪癖を発揮すると、さらにこんな記事も見つけました。「この親戚の実在を疑う奴はあんまりおらんやろ」と脳内反論の材料にしたくなる一方、こういう記事を読むたびに精神が少なからず削られる思いもします。
ところで他人の暴言をとがめだてするほどヘルプマークに関する知識が自分にあるのかと、省みるにはいい機会かも知れないと思って、さらにいろいろ検索してみました。
ヘルプマーク自体に関してオーソドックスな知識を得るには、東京都福祉保健局のページがいいように思えました。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
上掲サイトより一部引用します。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマークは東京発で全国に広がったもののようで、やはり上掲サイトよると2020(R2)年5月末の時点で1道2府40県が導入しているとのことです。
私の現住所である愛知県のサイトです。サイトは各都道府県にあるようです。
市町村レベルで対応している自治体も少なくないようです。アイコンやヘッダ画像に借用するため画像検索したところ、隣県の実家のある市のサイトが出てきてちょっとびっくりしました。人口10万に満たない小都市なのに。
そんなで知ってるつもりで知らなかったことが多かったため、自己啓発の意味を込めて、期間限定アイコンとしてしばらく装着します。関連サイトは情報量が多くていっぺんに読めないので、少しずつ読みます。アイコンとヘッダ画像のヘルプカードは、東京福祉局のサイトからお借りします。もし叱られたらただちに削除します。
ちなみに「はてな」では b:id:diet55 さんとアイコンが被りますが、当方はあくまで期間限定ですので、どうかご容赦ください。
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