しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを要求しない

熱中症おそらく初体験

これまでに体験したことのない暑さを感じた。

他人に伝えるのは難しいが、ものすごく暑いのと一緒に、ポカポカと暖かいような感覚も感じた。これでヤバいと思った。

あとから思いついた喩えとしては、アラームが一斉に点灯したようなものだったかも知れない。こんな喩えに、意味があるかどうかはわからないが。

またそんなことを、誰か他人が言ったり書いたりしているのを聞いたり読んだりした記憶はないのだが…

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いつもの通り個人情報特定を避けるためボカした書き方しかしないが、人と会う予定つか会合に参加しなければならない都合があった。

集合場所は、駅に隣接するとある巨大施設のそばにあった。

知ってはいたけど、行けども行けども風景の変わらない巨大な施設というものがある。

30分も歩けば目的地に到達できるかなと思ったが、ゆうに1時間以上かかりそうだった。あとで人に聞いたところ「30分じゃムリ」とのこと。

施設に付属する立体駐車場が、何棟もあった。駅からの連絡通路はその上層階に接続していて、地上に降りるには階段かエレベータを使う必要がある。あとから思うとよせばいいのに階段を使った。

地上に降りて道路を横切ろうとしたら、横断歩道も歩道橋も見当たらなかった。ここは街中と違うのだ。

再び連絡通路に上って、連絡通路が道路を横切るところまで移動するしかなかった。だいぶ遠回りになった。

もう一度地上に降り、真昼の太陽とアスファルトからの照り返しを受けながら歩いていたら、最初に書いた未体験の奇妙な暑さを感じたという次第。

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地獄に仏とはこのことか、作業をやっている業者の休憩テントが目に入った。付近にいた作業員さんに「すみません、休憩させてください!」と出せる限りの声で呼びかけた。

そしてテントの日陰に腰を下ろした…すると自然にあお向けに寝そべる姿勢になった。

自分でもびっくりするほど息が荒くなっているのを自覚した。マスクがこれほど憎いと思ったことはなかった。外したけど。

ほどなく一人の作業員さんがやってきて、ここで寝そべっているのはまずいので、車に空調をつけるからそこで休んでくれと言ってくれた。

ありがとうございます! ありがとうございます! 感謝しかありません!!

非常時には他人に迷惑をかけることをためらってはいけない、という意味のことを以前に弊ブログに書いたことがあるが、自分がそういう立場に置かれると「申し訳ない」という感情が、どうしても湧き上がる。

追記:

たとえばこれとか…

www.watto.nagoya

追記おわり

もし私に作業を発注する機会があったら、絶対この会社を選定しますからね…そんな機会ないか。

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空調の効いた車の中でしばらく休ませてもらったら、幸い体調は回復した。テントから車に移動するときが、いちばんヤバかったかも知れない。足元がおぼつかないのが自分でもわかったし。

意識は最後までしっかりしていたと思う。

車で休んでいるときにスマホに電話がかかってきたので、状況を説明した。その後、電話を二、三度掛け直して、用は足りた。そんなもんだ。

駅まで戻って電車で帰宅した。

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500mlペットボトル入りの水を持っていたので車の中で補水したが、それだけでは足りず、駅の自販機で何本も補給した。コーラ、麦茶、水。コーラの後味が悪かった。麦茶か水のほうがいい。

冷たいものを飲み続けると、まだ飲みたいのに消化器官が受け付けなくなるのがわかった。もしもうちょっと事態が悪化していたら、点滴を受けることになっただろうと想像した。

あと冷房がやたらと恋しくなった。うちの地方を通っている私鉄は冷房がキツいという評判があるが、それでも物足りなかった。

自宅アパートに帰って、いつもより1℃低めにクーラーをつけ布団の上にぶっ倒れた。

熱中症でよくあると言われる手足のしびれは、少しだけ感じたがほどなく快復した。

翌日以降、後遺症のようなものは感じられなかった。

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振り返ると、いくつか悪い偶然が重なったとは思うが、無警戒だった部分は否めない。

それから初対面の業者さんにもう一度感謝を! ご親切がなかったら、もっととんでもないことになっていたかも知れません。

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