冷暖房のありがたみを一番感じるのは、真夏や真冬もそうだろうけど、季節の変わり目で暑さ寒さに体が慣れていないときも感じるんじゃないかな。若い頃は「〇月まで冷暖房は我慢する」と意地を張ることがなきにしもあらずだったが、年を取ったことだし近年は楽をさせてもらうことにしている(誰から?
暑さ寒さが始まったばかりでキツい時季はそんなに長くなく、じきに体が慣れてしばらく冷暖房ナシでも我慢できる期間がやってくるから、やせ我慢をしても冷暖房費が節約できる額はそんなに変わらないはず、と自分自身に言い訳をする。暑さ寒さのピークには冷暖房を使わないと、さすがに死ぬ。
今回のエントリーの要旨を先に書いてしまうと、寒い季節の朝の布団脱出用に小型電気ストーブを布団のそばに置いているが、その用途で新品を現住所用と実家用に2台買ったということに尽きる。以下その経緯を、思い出すままダラダラと記述する。
今の布団脱出用電気ストーブを買ったのは3シーズン前だった。
その経緯はこの拙過去記事中に書いた。
ところがこの商品の品質が、あまりよくなかった。
まず最初のシーズンにダイヤル式スイッチが壊れた。金属製の軸に接続しているダイヤル側のプラスチックの軸受けに、ヒビが入ってスカスカになり、ダイヤルを回しても軸に力が伝わらなくなったのだ。
↑ この説明でわかりますでしょうか?(誰に訊く?
そこで初めに、プラスチックに入ったヒビを接着剤でくっつけようとした。だが接着剤の力はあまり強くなく、うまく行かなかった。
そこで、100均で買って買い置きしてあったハリガネを、ラジオペンチで軸受けの周りに巻いた。ハリガネは案外いろんな用途で使うのだ。
ハリガネの脱落防止も兼ねて接着剤を併用した。
ダイヤル式スイッチの問題は、これで解決したように見えた。
次のシーズンだったか、2本ある電熱管の1本が切れて点灯しなくなった。
ちょうど保証期間が切れた後だったかな? 今の家電は保証期間が過ぎるのを待ってましたとばかりに調子悪くなることが、ままある。
1本でも使えないことはなかったので、使っていた。
今にして考えれば、ダイヤルが壊れたときに保証期間内ということで販売店に持ち込むことができたのだろうか? もはや手遅れだが。
そして今シーズンに入って早々に、残りの一本も点灯しなくなった。
あれ、もう寿命? と思いつつスイッチを入れ直すと、本来全体が赤くなるはずの電熱管の、根本だけが白色電球のような明るいオレンジ色に点灯した。危ねぇなおい!
後から思うとスマホ写真くらい撮っておけばよかった。だが長い間電源を入れたら、どうなっていたかわからないから、よしといて正解だったろう。
代品を求めに、近所の家電量販店とショッピングセンターを見て回った。
最安値は家電量販店のほうに置いてあった1,480円(税込)だった。
後ろからも。
左が壊れた古いの。
店頭で商品を見たとき古い粗悪品にそっくりに見えたから「ひょっとして同じ品?」とためらいを感じたが、ダイヤル式スイッチが本体の上の方にあるなど見かけが違うし、メーカー名も違った。また自ブログ過去記事には「ショッピングセンターで買った」とも書いていた。
いまどきの家電とりわけ安価品の寿命は短いものだが、今度はせいぜい長持ちしてもらいたいものだ。
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ほぼ同時期に、実家の身内から電気ストーブの数が足りなくなりそうだと言われた。
「なんで?」と訊くと、親族の一人が東京に転居するときに実家に置いてあったのを1台持って行ったのと、古くて重いのを1台処分したいからとのことだった。
この夏は、経緯は少し違うが実家がらみで扇風機を1台買い足したことがあった。電気ストーブも扇風機も、実家には「こんなにあってどうする?」と言いたくなるほど数があると思っていたのだが、足りないとなると一気に足りなくなるものだ。
実家には、ほんの少し大きめの電気ストーブを、やはり布団脱出用に持ち込んでいた。
それを供出し、布団脱出用に前述の最安値をもう一台買おうか検討しようと思った。
店頭展示品が最後の1台だった。こうなるとブレーキがかからない。検討なんて念頭から吹っ飛んでしまった。
仮にこの型番も粗悪品だったらダメージも2倍になるが、そうならないことを祈るしかない。
実家に1台持って行く前に、2台並べてスマホ写真を撮ってみた。こういう買い物の仕方をするのは珍しい。
意味もなく同時に点灯してみた。
電熱管の色合いが微妙に違うが、単なる光線の加減のはず。
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