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紫微斗数の第一人者である北斗柄(id:hokuto-hei)さんから直々に占ってもらった

はてなブロガーでツイッターのFFさんである 北斗柄(id:hokuto-hei)さんは、中国占星術の一ジャンルである紫微斗数〔しびとすう〕の第一人者でもあります。

こう表現すると、北斗柄 さん本人はいつも師匠格つか先輩格の 椎羅 さんの名を挙げご自分はトップではないと謙遜されますが。

紫微斗数についてはその 椎羅 さんが公開された入門書のpdfが、北斗柄さんブログのこちらのエントリーからリンクをたどると無料でダウンロードできます。リンク失礼します。なお 北斗柄 さんはブログでは 椎羅 さんのことを「術友」と表現されています。

hokuto-hei.hatenablog.com

残念ながら私は読もうとして挫折を繰り返しており、自力で紫微斗数を解説することはできません。西洋の星や星座の名前に慣れちゃっているので、東洋の名前になかなか慣れることができないのが主な理由の一つです (^_^;

 

北斗柄 さんとは1990年代のパソコン通信「ニフティ」時代からの知り合いでもありますが、直接お目にかかる機会がなかなかありませんでした。

それが今回、移動中に名古屋に立ち寄るので会わないかとお声がけいただきました。恐縮の至りです。

 

個人的な事情ですが、「お詫び」というと大袈裟かもですが「私の方が誤解していた」ときちんと伝えなきゃならないと思っていたことが二つありました。

一つは占星術というものを「非科学的だ」と頭からバカにしていたことと、

もう一つはニフティのフォーラム*1で内紛みたいなことがあったとき、不適切な側すなわち北斗柄さんと対立する側に与してしまったことです。

 

占星術は非科学的どころか「科学以上に科学じゃないか!」と考えを改めたことは、以前にも書いたことがあります。二十世紀にポパーの反証主義と機械学習が出てきました。どちらも入門書を少しだけかじったレベルですが、いや機械学習については自分でプログラムを組んでハイパーパラメータのチューニングまでやりましたが、占星術は機械学習でいう何百次元、何千次元の最急降下法による最適値の計算を何十世紀もかけて人手でやっていたようなものであり(人手で機械学習というのは形容矛盾ではありますが)、もし「なんで占星術で運命がわかるのかわからん」というならそれは「なんで機械学習で最適解が求まるのか人間には理解できない」というのと本質的に全く変わらず、そして外したら容赦なく叩かれるという意味で人類が反証主義というものを認識する何十世紀も前から反証主義の試練に耐えてきたと形容せざるを得ないわけです。

 

もう一つつけ加えると、とにかく当たるのです。

もう三年ほど前になりますが、若い女性からカリスマ的人気を持つ西洋占星術師さんに、ひょんなことから占ってもらう機会がありました。占星術は実は人生全体の見取り図つかグランドデザインを把握することが主目的で、当てることは主目的ではなく副次的なものだというようなことをおっしゃっていましたが、とにかく当てられてしまいました。怖くなるくらいいろいろ当てられてしまいました (((゚Д゚;)))

www.watto.nagoya

 

ニフティのフォーラム内紛については、実在の人物が絡むためここで詳細を述べることはできません。善玉と思っていた相手が実は悪玉で、悪玉だと思っていた側のほうが道理が通っていたという、ミステリのようなことがあったとだけ書いておきます。

 

占星術に話を戻します。さきほど「占星術は科学以上に科学だ」と表現しましたが、北斗柄さん自身は「占星術はサイエンスではなくアートだ」と表現されました。

紫微斗数で使用する「命盤」は占う相手の生誕地、生年月日などデータを入力すれば同じものができるが、そこから何を読み取るかは占い手の力量が深くかかわってくるからだそうです。

命盤というのは西洋占星術でいうホロスコープをイメージしてもらえばいいのではないかと思います。ただしホロスコープは丸いですが命盤は四角形をしています。

北斗柄 さんには事前にDMでデータを伝えたのですが、命盤作成後、Yes/Noで短く答えてと質問をいただきました。北斗柄さんの言葉をそのまま引用させてもらうと…

この命盤が正しいと割と当りますが、正しくないとカスリもしないのが紫微斗数という占術です。

とのことでした。精度を上げるつかチューニングみたいなものだったようです。

私の場合すでにこの質問の段階で、かなりピンポイントでいろいろ当てられていたのですが (^_^;

 

DMのやりとりのあと、実際にお会いしたときに「鑑命書」を受け取りました。

いやはや…

個人情報に関わる事項が多いので詳細をここで述べるわけにはいきませんので、かいつまんで。

まず最初に掲げてあったのが「自分なりのルールを作ってそれに従おうとする」「この自分なりのルールは時として世間の決まりとはズレていることがあり、そのすり合わせに苦労する」という指摘で、これは内心頭を抱えました。

自覚があるどころじゃなく、緩く運用しようと自分自身と折り合いをつけるべく、日夜苦戦の真っ最中だったりします。

本当にしょうもないことなんですけどね。例えばとにかく一度かぎりというのがイヤで、同じ場所に少なくとも二度は足を運びたい、ツイッターのFFさんとDMを交わすときは別々の話題で二度以上会話したいなどなど、とか…他人から見たら「ナニそれ?」となりません?

それから嬉しかった指摘としては、近距離旅行が吉、ボランティア活動での移動が開運につながるという鑑定がありました。弊ブログにて近場の移動はしばしばネタにさせてもらっています。コロナ禍で災害ボランティア活動に2年近く出ていないのは残念ですが。

 

「鑑命書」には私の命盤もついていて、かなり時間をかけて説明していただきました。残念なことに前述の通り東洋の星や星座の名前になじみがないため、イメージがなかなかつかめませんでした。

命盤に載っている星の名のうち、辛うじて知っていたのは「破軍」くらいでした。知っていると言っても北方謙三による北畠顕家*2を主人公とした歴史小説『破軍の星 (集英社文庫)』がこの名を踏まえているという程度でしたが。

北斗柄さんによると、破軍というのは北斗七星の柄の先端の星だそうです。北斗七星は武将の刀剣に刻印されることがあるそうですが、その場合破軍すなわち柄の先端を、切っ先にすなわち敵の方向に向くようデザインされるそうです。へぇ。

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*1:会議室とチャットとデータベースを統合したサービス

*2:南北朝時代の武将。『神皇正統紀』の北畠親房の長男