ネットのつまんねー昔語りです。
今から15~6年くらい前に pya!〔ぴゃ〕というサイトに入り浸っていた。
Pya! は画像投稿サイトだが、
- 閲覧者は画像にコメントをつけることができる
- 一定数のコメントをつけた閲覧者は、ピックアップと言って他人のコメントをトップに表示させることができる(別の人がピックアップすると入れ替わる)
- ピックアップされた投稿には「同意カウンター」(「いいね!」のようなもの)がついており、他の閲覧者がそれをクリックした回数も表示される
といったシステムを備えており、それがかなりの人気を集めていた。今のSNSはどれもコメントや「いいね!」のような機能がついているが、そのはしりだったのではないだろうか。
当時はうちのブログは pya! のファンサイトのようになっており、pya! へのリンクと1行~数行のコメントだけというエントリーが多かった。
何年かぶりに訪れてみると、「準備中」というメッセージと画像が1枚表示されるだけになっていた。リンクはすべて "404 Not Found" になっていた。
しまったな、自分の投稿くらいサルベージしておけばよかった。
それでも古いDVD-ROMを探すと、私が投稿した約50件のうち1/3ほどが保存されていた。
またごく少数ながら Wayback Machine からサルベージできた画像もあった。大半は Not found か画像リンク切れだったが。
それらを使って過去記事をリライトした。いわば供養である。
リライトできた件数は、思ったより少なかった。いつだったか、ほぼリンクだけのエントリーはごっそり削除したからだ。ただし pya! の他の住人さんからコメントを貰ったエントリーは、本文には内容なくても削除したら失礼だと思って残していた。
これが私の最初の投稿。
短いながら投稿に至った経緯を書いている。当時持っていたコンパクトデジカメは640×480と現在のスマホカメラよりはるかに低い解像度で、画質も相応だった。
何より画像として何が面白かったのかわからないものが多いな、今にして思えば。
例えばコレとか。
「Pya!病」と称して「✖✖が顔に見える」というネタが流行っていたのだった。
要するに内輪のノリというやつである。
確か「線路は続くよ(その4)」のようなタイトルで投稿したはずだが Wayback Machine に残っていなかったので確認できない。
鉄道好きの住人さんが、日本最北端、最東端、最南端の駅をそれぞれ「その1」~「その3」として投稿し、その後しばらく投稿がなかった。
そう言えば「標高が日本一低い地上駅」なら拙宅から撮りにいける距離にあったじゃないかと思って、この写真を撮るだけのためにコンデジを持って出かけたのだった。
「西〔しゃあ〕より先に海底〔はいてい〕が来ちゃまずいじゃないか」と麻雀ネタの自己コメントをつけて投稿した。
その後、別の人が「標高が日本一高い駅」を投稿し、それからテツ好き住人さんによる「日本最西端の駅」が出揃ったのだった。
「男前豆腐」のガチャ。
当時「男前豆腐店」の製品が pya! 含むネットで話題になっており、それを踏まえたものだった。
ちなみにガシャポンと書いてしまったが Yujin の文字が見えるからガチャだった。ガシャポンはバンダイの、ガチャは現タカラトミーアーツの登録商標だそうだ。
そしてこれが確か最後の投稿。オリジナルではなく当時つき合いのあった業者さんから貰った写真である。頼まれて私がHPを作り公開したから問題ないはず。
スポンサーリンク
エントリーは消したけど写真だけ残っていたものをいくつか。
なんでこんなのを投稿する気になったのかわからない、本当につまんねーものが多かったので、これでも厳選したつもり。
「リアル宝珠出現」のようなタイトルで投稿した。
豊川稲荷の参道で、大道芸人さんが火吹き芸を披露していたところを、たまたま持ち合わせていたコンデジで撮ったもの。
連写機能なんかついていなかったからタイミングを外したが、お稲荷さんのシンボルの宝珠に似ていないこともないだろうと思って投稿した。
google:image:FFのボム に似ているというコメントをいただいたが、意図せざるところであった。
google:image:ドラクエのメラゴースト にも似てるかも。
今にして思えばどうしょうもなくつまんねーネタだが、こんなのも残してあった。
「初売り34万5678日」だが「3日から8日まで」と普通にわかるよね。
変わった看板と言えば、変わった看板という以外に意味のないこんな画像も投稿したことがあった。この店が今でも営業しているかどうかは、確認していない。
今どきめっきり減った電車の中づり広告「GWは、仕事だ!!」嫌だ!!
厳選してこれかorz
なおある意味当然かもだが、画像が残っていた投稿より残っていなかった投稿のほうが気になるものである。
ほんの一例だけ。
かつて同じ市に住んでいた pya! 住人さんとコメント欄で
「みたことのある標識(?)だと思ったら…市内で見たんですね ♪」
「はい、ご近所ネタの連発です」
という趣旨の会話を交わしたので削除できないのだが、どういう画像だったかどうしても思い出すことができない。
スポンサーリンク