もともとは2日ほど前にツイッターのFFさんとDMでやりとりした内容ですが、相手のことは伏せて表のツイートにも流しました。このさい自ブログにも同じ内容をまとめます。
私の旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)への批判的なブックマークコメントやツイートが多いのは、ごく最近、次のようなことがあったからです。
旧統一教会に限らず霊感商法一般に対してのことですが…
リアルではなくネットのつながりですが、1年ほど前に最愛の肉親を亡くされた方がいて(本当に「最愛」という形容がぴったりでした)…
その人に「ご家族の霊が成仏できずに迷っている」と吹き込んだどクズがいたのです。
自分の持っている仏教の知識の範囲で「万人が等しく成仏する」「供養方法にこだわることはない(親鸞聖人は自分のなきがらを鴨川に投じて魚のエサにせよと言った)」などなどSNS経由で慰めを試みたのですが…
「私はキリスト教の聖書のもっとありがたい言葉を知っている(だけど信用できない)」と拒絶されてしまいました。
まさしく目の前でドアを閉められるというか、シャッターを下ろされるというか、そんな感覚でした。
なんでキリスト教や仏教が信じられず、どこの馬の骨とも知れぬ相手が信じられるのかと疑問でしたが、どうも人間は自分に都合が悪いことのほうを信じてしまう傾向があるようです。
最愛の肉親(繰り返しますが、ほんとうに「最愛」という形容がぴったりでした)を亡くされたネット知人を責める気には一切なれません。
真底許せないのは、そういう不幸のさなかにある人に、とんでもないデタラメを吹き込む連中です。
断言します。死んだ後の事は、誰にもわかりません。
死んだ後のことについてあれこれ触れ回る連中は、極悪のウソつきと断定すべきです。
いくつか、ここ数日の記事へのブログカードを貼ります。
P2 より。
「霊界で子供が苦しんでいる。私にはよく見える」
見えるわけねーだろドクズど嘘吐き!
この手の記事には被害者側も責めるブックマークコメントが散見されるが、私はそうするべきではないと思う。
心が健全な状態であればやすやすと見抜けるデタラメであっても、肉親を亡くすような極限下の心理状態であれば、つい引っかかってしまうことはありうる。
私だって引っかからない自信は全くない。
こういう真っ赤なウソをいけしゃあしゃあと吐けるのが、旧統一教会、現世界平和統一家庭連合という団体である。
今回の拙記事はツイートの再録だが、ツイートした直後に別のFFさんから「両親を亡くした直後に近所の宗教まみれの家族から生命保険金を自分たちに預けなさいと言われた」という引用リツイートを頂きました。
霊感商法の被害は、思った以上に広がっているようです。
状況が状況だけに被害者が他人に相談しにくく孤立しがちなことも、問題の根っこを深くしているように思われます。
ではどうすればいいのか、愚考をめぐらせ思うところがないわけではないのですが、それに関しては稿を改めたいと思います。
追記:
続きを書いていますが、まだ完結していません。
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