💙💛しいたげられたしいたけ

нет войне! NO WAR! 戦争反対!

英語なら「フェアな人」と言えるらしい/「微力だが、無力ではない」

「フェアな人」

ブックマークコメントの制限100文字では、とても言い尽くせなかったので自ブログにします。

「はてなブロガー」marco(id:garadanikki)さんが、こんな記事を公開されていました。

garadanikki.hatenablog.com

本来は植木鉢用の受け皿なのだが、形状や質感が地域ネコさんの食器用にちょうど良かったのでその用途で使っている、土に還る材質なので有害な物質は含まれていないはずだが、万が一にもネコさんたちを危険にさらすのは申し訳ないので自分たち人間用の食器としても使っている、という趣旨でした。

 

これを読んだ時の私の感想を、ブックマークコメントとして投入してしまいました。

おっかなびっくり使っているもの - garadanikki

"食器にして猫の具合が悪くなるのも気の毒なので、私も猫と一緒に試している。" なんて男らしい! いやこのPC的にNGな表現は、あらゆる意味で適切でない。女らしい? 意図する意味が伝わらない。何と言えばいいのだ(泣

2023/03/24 21:46

b.hatena.ne.jp

 

そうしたら marco さんからもブコメ欄にて「おっしゃること伝わりました」と感謝していただきました。ますます申し訳ない気分です。

 

こういうときのジェンダーフリーで適切な言い回しって、ないものかしらん。

「潔さをともなう公平さ」は、英語だったら「彼女はフェアだ」と表現することができると、どこかで読むか聞くかした記憶があります。

ただし、ざっと検索した限りでは、根拠にできそうな記事はヒットしませんでした。

参考になるかならないか、 weblio の例文 を引用します。

He's fair even to people he dislikes. 彼は嫌いな人に対しても公平だ.

Enough of your fair words and false promises! 君のもっともらしい言葉と口先だけの約束はもう十分だ(よしてくれ).

 

日本語の「フェアな人」で検索すると、こんな記事もヒットしました。だが私の語感では「フェアな人」という言い回しが自然かどうかは、いまいち確信が持てないでいます。

seikatsu-hyakka.com

追記:

google:フェアトレード という言葉にも「公平さ」だけでなく「正義」のようなニュアンスが含まれていることに気づきました。

追記おわり

 

ただし「男らしい」に相当する言い回しは、英語にも存在するはずです。

こっちの実例は、探し当てることができました。Windows11や10の前身であるWindowsNTの開発プロジェクトを、開発チームのリーダーであるデヴィッド・カトラーの視点から描いたG.ザカリー/山岡洋一訳『闘うプログラマー』(日経BP)に、次のようなくだりがありました。新装版が出ていますが私は旧版で読んだので、そちらからの引用になります。

 一九九一年二月、DOSとOS/2のファイル・システムへの要求が山積していた。カトラーがスケジュールをふりかざして、「自分たちがつくったドッグフードを食べる」よう指示した。カトラーは、半分は男らしさをみせるために、半分は常識的な判断から、「ドッグフード」を食べることを重視していた。つまり、「自分でつくったプログラムをつかう」べきなのだ。ドッグフードを食べていれば、NTの欠陥や不十分さから目をそむけることができなくなる。プログラマーは、自分の担当部分に没頭している間にも、NTの欠陥にぶつかる。プログラマーのコンピューターをNTで制御するようにすれば、NTのでき具合でプログラマーの仕事の環境が決まる。当初は、ドッグフード程度の味でしかないのであれば、ますますこれを食べるべきだ。プログラマーは、早急に品質をあげなければならないと実感し、すぐにコードのエラーを修正し、もっと信頼性の高いコードを書くようになるだろう。

『闘うプログラマー 上巻』P208

"半分は男らしさをみせるために" の原文がどうなっているかまでは、当たっていません。

しかし、当然ながら英語だってジェンダー的制約からフリーなわけではない傍証にはなるように思います。

「微力だが、無力ではない」

初めの話題からやや遠ざかりますが、時代による言い回しの変化に現在進行形で立ち会っていることを実感する機会がありましたので、ここにくっつけます。

私は鈴鹿大学裁判すなわち鈴鹿大学による不当解雇の撤回を求める裁判を支援していますが、その支援団体の一つが同時に支援している日東電工裁判についても、今月に入って2度ほど記事にしました。日東電工裁判は日系ブラジル人労働者たちが待遇のアンフェア(不公平)さの解消を求めて闘っている裁判です。

 

そのうち 3月19日付拙記事 へのリンクを連携機能でツイッターに流したところ… 

 

当のアカウントである 

Nitto Denko Kameyama Labor UNION ZENROREN KAMEI@DenkoLabor さんから、次のリプを頂きました。

 

日本語をこれだけ学ばれている日本語が母語でない方に、否定的なリプ返しをするのは忍びなかったので自重しましたが、私の語感では『一寸の虫にも五分の魂』はやや古めかしく、また卑屈に過ぎるのではないかという印象があります。

近年よく用いられる言い回しに『微力だが、無力ではない』というものがあります。個人的な意見としても、こちらのほうが圧倒的に好ましく感じられます。

これを、なんとか上手く相手にサジェストできないかと思いあぐねながら、けっきょくタイミングを逸してしまい今に至っています。

digital.asahi.com

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