実家の母屋に隣接するガレージには、電動シャッターがついている。父親が亡くなる直前の何年かに、バリアフリー化とか住宅の大改造をおこなった一環で電動化したので、十年以上前のものである。
ここ1、2年、その調子がよくない。
上げ下げする途中でピピピと警告音を出して止まったりする。かと思ったら一番下まで下りたとき、やはり警告音を出して少し持ち上がったりする。車のボンネットなど障害物が挟まったときの動作だ。なんで知ってるかは訊かないで。
そんな異常が、いつも発生してくれればいいが、発生したりしなかったりである。特に冬場に発生率が高い。
一度業者のフリーダイヤルに電話をかけて、見に来てもらったことがある。私は不在で、高齢の身内が対応したのだが、目の前で現象が発生しなかったので「異常なし」と帰ってしまったという。
そういうことあるあるだけど、業者の印象きわめてよくない (-"-メ
なんとかならないものかと思いながら騙し騙し使っていた。そのうちガレージにある雑多なモノの中から、KURE 5-56のスプレー缶が目に留まった。
こんなの。
前からあることには気づいていて「何に使ったんだろう?」と思っていたが、これをまずはシャッター左右のガイドレールに、上から下までたっぷり吹きかけてみた。
今は夏場だから異常発生率少ないが、気のせいかさらにスムースになったような気がした。
これで味を占めた。
シャッターが上下するときに耳を澄ますと、何度か引っかかるような異音を感じることがある。
どこが引っかかるのだろうと少し考え、横に細長い板金同士が ¿ と ? のように組み合わさっている隙間に、5-56の細いパイプノズルを差し入れて端から端まで丹念にスプレーした。
真っ黒い粉状の汚れが、時おり液剤に混じって流れ出てきた。
想像だが、シャッターのセンサーは光学式とかじゃなくモーターのトルクを検出しているのではないだろうか?
経年劣化でシャッターが重くなったため、センサーの誤反応が多くなり、最初に書いたような異常につながったのではなかろうか?
この想像が正しければ、シャッターを交換したら修理費何十万もかかっていたかも知れないけれど、1本5~600円ほどの5-56で事足りることになる。さすがに1本では足りず買い足したけど。
異常が頻発する冬場まで、これで様子を見よう。つかまだ夏は始まったばかりだけど、早く涼しくなってくれ。それは別の問題か。
これだけでは何となく1記事として寂しいので、スマホカメラで撮った実家の庭花写真を貼ろう。前回は7月上旬に貼ったばかりだけど。
このときはアガパンサスとノウゼンカズラが主役だった。
アガパンサスは姿を消し、ノウゼンカズラはまだ少し残っていたが、主役は入れ替わっていた。
サルスベリは2本ある。もう1本のほう。
ムクゲは今年は花の付きあまりよくなかった。
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