自己満足的数独(ナンプレ)プレイ記録である。ニコリさん『超激辛数独5』は前回で終わり『超激辛数独6』に着手した。難易度はLevel10+からLevel9に逆戻りしたわけだが、後者全91問のうちLevel9は5問、Level9+は7問、Level10は27問とLevel10+以外全部合わせても過半数に足りず、他にも理由があってスキップしないで1から着手することにしている。
ふと『超激辛』シリーズ今いくつまで出ているかとAmazonで商品検索したら、今年6月に発行された15が最新のようだ。刊行が続いているということは、愛好者が多いのだろう。
今回は1とLevel9最後の5をネタにする。まずはP8 1。作者 printf さん。初期値を黄色で示す。
初等解法で埋められるマスは埋め、埋められないマスには候補として入りうる数字のメモを書き尽くした状態が、次図。
上段左側3×3ブロック中Ca・Bbに3・9 2国同盟、E列Ed・Ee・Efに2・4・5裏3国同盟、h行Bh・Ehに3・7 2国同盟、下段右側3×3ブロックIg・Giに2・9 2国同盟が見つかった。
このうちE列Ed・Ee・Efの2・4・5裏3国同盟の結果、中段中央3×3ブロックで9が候補に残るのはD列だけになった。
この結果Daに3が確定し、それをきっかけに多重選択の連続的解消が始まった。
得られた最終形を示す。Solutions P102と一致している。
同ページHintには1行だけ
Ed・Ee・Ef…2・4・5予約
と書いてあった。
2~4はだいたいこんな感じで、2つか3つの手がかりが見つかれば最終形に到達することができた。
目印のため、一旦アソシエイトのブログカードを差し挟みます。
P103 5。作者 U・U さん。初期値を黄色で示す。
候補の数字のメモを埋め尽くすにあたって、8の単純井桁、5と6の「2の2の3」を使用した。8の単純井桁は説明を省略する。6につき「2の2の3」で候補削減を行っている状態が、次図。
右側3×3ブロックにおいて、上段ブロックと下段ブロックで6が候補に残っているのはG列とI列だけである。もし中段ブロックのG列かI列に6を入れると、どちらかのブロックで6を入れるマスが不足する。よって中段ブロックではH列以外の候補から6を除外できる。
5については中央3×3ブロックで同様の議論が成立するが、Db・Dh・Fb・Fhの列方向単純井桁と解釈しても同じ結果が得られることに、あとから気づいた。
候補の数字を埋め尽くした状態で、I列に3・6・7 3国同盟ないし1・8・9裏三国同盟が発覚した。
すると上段右側3×3ブロックで6の候補がG列にしか残らないため、下段右側3×3ブロックGiの候補から6を除外することもできた。
この結果を受けて、G列Ga・Gbに2・6裏2国同盟が発覚した。
さらにa行および上段中央3×3ブロックで3・7・9 3国同盟が成立した。
この結果CcとIbに9が確定し、それをきっかけに多重選択の連続的解消が始まった。
得られた最終形を示す。Solutions P103と一致している。
問題は同ページのHintだ。
Ca・Ga…2・6予約
Df・Di…2・8予約
Ed・Gd…1・3予約
と書いてあったのだが、
1行目は2枚上(ブログカード後6枚目)のスクショに含まれている。
2行目は、気づかなかったが候補の数字を埋め尽くした状態で成立していた。
3行目は、わからない。多重選択解消の段階で使ったのだろうか? そんなに苦労したとは思わなかったのだが。
などと検討しているうちに、2枚上のスクショのうち上段中央3×3ブロックの3・7・9 3国同盟ないし1・4・5裏3国同盟は、候補の数字を埋め尽くした状態ですでに成立していることに気づいた。
これだけでもIbの9は確定し、それをきっかけに多重選択の連続的解消が始まったのだった。
I列の3・6・7 3国同盟、G列Ga・Gbとa行Ca・Gaの2・6裏2国同盟は使わなくてもよかったってこと?
間違ってないよね?(誰に訊く?
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