自己満足的数独(ナンプレ)プレイ記録である。前回はこちら。
タネ本ニコリ『超激辛数独6』は6~13がLevel9+、14~39がLevel10、40から最後の91までがLevel10+である。難易度最高のLevel10+以外は、何か一つ手掛かりが見つかれば最終形までスムースにたどり着けることが多い。だからと言って油断ならぬことは承知しているつもりだが、どこか「まだLevel9+か」「Level10+までは遠いな」みたいな考えが拭えないようだ。ネット語で言うところの「舐めプ」(舐めたプレイ)という奴かも知れない。
そうすると、つい何かやらかしてしまう。数独の最大の難敵が自分自身のミスであることは、どのレベルの問題に対しても真実である。
今回ネタにするのはP17 10、難易度Level9+、作者 printf さん。
先に言ってしまうと、問題の写し間違いというミスをやらかした。いつも通り初期値を背景色黄色で示すが、背景色灰色にしたAdを写し間違えた。次スクリーンショットでは4になっているがミスで、正しくは1だった。
それで解いたら、複数解が出た。
EaとFa、EgとFgはどちらが5でどちらが7でも、各行、各列、各3×3ブロックに1~9が1度ずつ現れることになるのだった。
昔の数独本では、たまにこういうことがあったが、おそらくコンピューターによるチェックの精度が向上している近年では、ありえないはず。
そう思って再チェックしたところ、問題の写し間違いが発覚した。正しい初期値は、次スクショの通り。
危うく解答を見るところだった。解答&ヒントを見ないで最後まで解いてみようという試みは『超激辛数独4』と『超激辛数独5』で達成していることもあり、そんなにこだわってはいないつもりだが、それでも凡ミスで達成できないと惜しいと思ったことだろう。
つか数字を1つ間違えても、ここまで解けちゃうことがあるんだ。もしかしたら数字を間違えたまま解いてしまい、間違えたことに気づかないままのケースが過去にあったかも知れない。
仕切り直しのつもりで一旦アソシエイトのブログカードを挟みます。
と言いつつ最終形を導くのに、そんなに手数はかからなかった。
初等解法で埋められるマスは埋め、埋められないマスには候補として入りうる数字を埋め尽くした段階で、G列Gb・Gg・Ghに1・3・6 3国同盟ないしGc・Ge・Gfに2・4・5裏3国同盟が発覚した。
これにより中段右側3×3ブロック中で候補に1が残るマスはHfだけになったので、同マスに1が確定し、それをきっかけにいくつかのマスが確定した。
ただしこれだけでは最終形が導けなかった。
何度目かの井桁チェックを行ったところ、Dd・Id・De・Ieに3の列方向単純井桁が見つかった。
Ceに6が確定したことをきっかけに、多重選択の連鎖的解消が始まった。
得られた最終形を示す。Solutions P104と一致している。
同ページヒントには
4…Db・Fb…Gb≠4
Gc・Ge・Gf…2・4・5予約
と書いてあった。
1行目はb行4のニコリさん呼称「いずれにしても理論」だが、ブログカード後1枚目(3枚上)スクショに反映済み。
2行目はブログカード後1枚目(3枚上)スクショに対応している。
ブログカード後2枚目(2枚上)スクショのDd・Id・De・Ieの3の列方向単純井桁は、ヒントには言及なかった。
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