年末に実家の様子を見に行ったとき、高齢の身内から神社のお札を掛け替えてくれと言われた。鴨居に差し込むだけで、毎年やってることである。お安い御用と応じた。
そうしたら今年は、去年まで言われなかったことを言われた。古いお札を処分してくれとのこと。これまでは実家から遠からぬ神社(うちの地方では氏神様と呼称している)へ持っていっていたが、寒いから嫌だとの由。やれやれ。
こんなの。
左から野々宮神社というのは氏神さんの名前、真ん中の天照皇大神宮というのは伊勢神宮のことで、野々宮神社は伊勢系である。右の正一位秋葉神社というのは、たしか地区の代表が静岡の本宮まで貰いに行ってるんじゃなかったかな。
頭の中に、12月25日付でネタにした現住所アパートもよりの高鴨八幡宮という神社で、年越しの焚き火の準備が進んでいたことが浮かんだ。あっこで焼いてもらえばいいかと思って請け負った。
八幡と伊勢、秋葉では系統が違うが、そのあたり日本の宗教はおおらかだったはず。焚き上げ予定のお札や縁起物が、宗派・系統問わず雑然と積み上げられている様は、あちこちの神社・仏閣で何度か見ている。
だが焚き火は、いつ点火されるんだろう? 今日(12/31)の日中、所用で神社の近くまで行ったので、立ち寄ってみた。
鳥居前の掲示板に、年間の行事の張り紙があった。どんど焼き(左義長)が1月第2日曜日にあると書いてあったが、大晦日の焚き火が何時から始まるかは書いてなかった。
拝殿前に行くと、氏子さんだか業者さんだかが何人か、年越しの準備をしていた。焚き火は何時からですか、と尋ねてみた。午後10時からとのことだった。
左義長があるなら、そのときに来てもよかったが、年越しの焚き火をまだ1度も見たことないので今夜また来ようと思った。
本社拝殿では、ちゃんとお参りしました。1日に何度お参りしたって構うもんかということで。
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10時過ぎに、再訪した。やってるやってる。
格安スマホカメラだが、ちゃんと写ってるのも嬉しい。
右端のほうに写っている看板には
ご参拝の際は
間隔を空けて
順番にお参りください
ご協力お願いします
と書いてあった。
ただし時間が早かったためか、焚き火の面倒を見ている人など氏子さんとおぼしき人は何人かいたが、純然たる参拝者は私以外には見当たらなかった。
2年参りの時間帯になると混み合うのかも知れない。
常駐する神職がいないので社務所はいつもは人気がないが、この日はこうこうと明かりがついていた。
仮設テントも建っていた。何かふるまわれるのかも知れない。
焚き火ごしに拝殿を撮ってみた。
紙袋に入れたお札を、焚き火の中腹あたりめがけて投げ込んだ。ほとんど見分けつかないが、ほぼ真ん中の火の色が明るいところがそれじゃないかと思う。
拝殿は扉が開けられ、内部が覗けた。神事の準備が行われていた。
もちろんちゃんとお参りしました。
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