1月1日の昼過ぎに郵便受けを見たら、年賀状が1枚も届いてなかった。
郵便料金の大幅値上げがあったりして「年賀状じまい」が加速していると聞くので、いつも年賀状をくれる人たちがたまたま一斉に年賀状じまいしたのかと思った。それならそれでいいと思った。
ところが午後3時過ぎにふたたび見に行ったら、いつもくれる人たちから、ごそっと届いているではないか!
何年も前に近所の郵便局で年賀状のアルバイトをやっていたとき、うろ覚えだが局の職員が「元旦の午前7時(?)までに年賀状を届けることが、国民の皆さんとの約束だ」みたいなことを言っていた。固いことを言うなら約束というのは一方的に反故にしてもいいものだろうか? 別にいいけど。
ちなみに年賀状じまい宣言をした実家には、今年は1枚も届かなかったそうだ。
問題は返信をどうやって作るかだ。例年は干支一回り前の年賀状ムックを使っているが、十二支のうち卯と巳が欠けている。パソコン教室の講師をやっていたときに、受講者の希望に対応するため買っていたものなので、今さら買い足す気にはなれない。
あてはあった。MS-Wordには、年賀状を作成できるウィザードがついていたはずだ。かつてパソコン教室で教科書に使っていたFOM出版『よくわかる』シリーズに、使い方が載っていた。
だが目下使用している再生機はMS-Office2019プリインストール、新調したASUS機には2024をインストールした。昔使っていたバージョンより、ずっと新しい。
何も見ないで、できるかな?
やってみた。以下、スクリーンショットはWord2019のものです。
ウィザードは[差し込み印刷]タブの[はがき印刷]>[文面の作成(D)]から起動できた。
「はがき文面印刷ウィザード」初期画面。「次へ(N)」をクリックするしかなかった。
「はがきの文面を選択してください」。「○年賀状(Y)」を選択した。
「レイアウトを選択してください」。ここでちょっとしたコツがあって、デフォルトは「標準的」だが…
それ以外のレイアウトを選択すると、後の画面で選択できる「題字」と「イラスト」が変わってくるのだ。
いくつか見比べて、「かわいい」を選択してみた。
「題字を選択してください」。デフォルトの赤地の「あけましておめでとうございます」のままにした。
「イラストを選択してください」。配色のバランスがよさそうだったので、右下のものを選んだ。
「あいさつ文を選択してください」。デフォルトのままにした。
「差出人情報を入力してください」。表書きに印刷するので「□差出人を印刷する(I)」のチェックを外した。
「設定が終了しました。」という画面が表示されたが省略。
完成図。あいさつ文はテキストボックスなので編集できる。
右下は、近況の一筆書きを入れるスペースした。
年賀状を出す相手には、かつてのパソコン教室の同僚も含まれている。何をやったかバレバレだろうけど気にしないことにする。
宛名面は「宛名職人」ムック版に情報が保存されているので、そっちを使った。
ということで、こちらを今年の読者の皆さまへの年賀状とさせていただきます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
2025年 元旦
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