自己満足的数独(ナンプレ)のプレイ記録である。前回の敗戦を、実は内心引きずっている。負けの定義は、ヒントまたは解答を見ることである。
タネ本ニコリさん『超激辛数独6』は39までが難易度Level10で、40から難易度最高のLevel10+に突入する。その直前のP45 38で、またも少し苦戦した。作者 四次元ベクトル さん。初期値を背景色黄色で示す。
初等解法で埋められるマスは埋め、埋められないマスには候補として入りうる数字のメモ書きを書き尽くしたところ、まずはa行Ca・Iaに1・2 2国同盟が、h行Bh・Ch・Fhに5・7・8 3国同盟が発覚した。
これにより上段右側3×3ブロックで、9のIaの2択の片割れが消えたことによりGcに9が確定し、これをきっかけに、いくつかのマスの数字が確定できた。
だがまだ最終形に到達することは、できなかった。
次に、Aa・Ac・Da・Dcの3の行方向単純井桁が見つかった。
これによりCdの3は「ローカル呼称1×1仮想井桁」により、ただちに確定したのだが…
ここから次の手がかりを見つけるのに、なぜか少々苦労した。
何のことはない、Ac・Ai・Dc・Diに7の列方向単純井桁が成立していたのだが、なかなか見つけられなかった。なんでだ?
しばらく数独を解くペースが落ちていたから、カンが鈍っていたのか? それとも認知症が始まっているのか…というのは前回3月15日付拙記事を踏まえた天丼芸。
ともあれFcに6が確定したことをきっかけに、今度こそ最終形を導くことができた。
Solutions P111と一致している。
同ページHintには
Ca・Ia…1・2予約
Ea・Eh…3・5予約
Ac・Ai・Dc・Di…7井桁
5…Cg・Ch→Af・If…4・5予約
と書いてあった。
1行目と2行目は、2枚目(4枚上)のスクリーンショットに対応している。
3行目は、4枚目(2枚上)のスクリーンショットに対応している。
4行目は、よくわからない。4枚目から最終形を導く過程で、そういう局面が発生したのかも知れない。
目印のためにAmazonアソシエイトのブログカードを挿入します。
P46 39を飛ばしたのは、2国同盟とニコリさん呼称「いずれにしても理論」の連続適用で、すべての未確定マスに候補の数字のメモを埋めるか埋めないかの段階で解けてしまったからだ。
それなりに特徴的な問題ではあったのだが、「いずれにしても理論」は図示が難しい(or地味)という、やや身勝手な理由によるスキップである。
さてP47 40。いよいよ超激辛シリーズの華というべきLevel10+問題である。作者 福神ヅケ さん。初期値を背景色黄色で示す。
まずは4につき、Db・Dg・Fb・Fgの行方向単純井桁ないし中央3×3ブロック「2の2の3」を見つけた。どちらで解釈するにせよ、De・Df・Fe・Ffの候補から4を削除できるという結果は同じである。
そして、この問題のキモがこれ。中段中央3×3ブロックDe・Ed・Ee・Efに、3・4・5・6 4国同盟を見つけた! 併存する裏5国同盟はDd・Df・Fd・Fe・Ffの1・2・7・8・9である。
「予約」解法ないし「N国同盟」解法において、4国ないし裏4国は難度最高である。また同盟国が少ない方が4国であるケースは、『超激辛数独6』では初登場のはず(併存する同盟国が3国以下のケースは、たびたびあった)。
Level10+問題の劈頭を飾るのに、ふさわしい問題だと思った。
それにしても、この4国同盟ないし裏5国同盟は見つけられたのに、なんで34の裏3国同盟ないし4国同盟は見つけられなかったのだろう? 今見ると、すぐわかるのに (やっぱり引きずってる
ただし最終形を導くには、もうひと手間必要だった。Ed・Efの3「いずれにしても理論」にてEiの候補から3が消えたことにより、i行Bi・Eiに5・6 2国同盟が発覚した。
これによりHiに4が確定し、これをきっかけに多重選択の連続的解消が始まった。
得られた最終形を示す。Solutions P111と一致している。
同ページHintには
De・Ed・Ee・Ef…3・4・5・6予約
3…Ed・Ef→Bi・Ei…5・6予約
と書いてあった。
1行目はブログカード後3枚目(3枚上)のスクショに対応している。
2行目はブログカード後4枚目(2枚上)のスクショに対応している。ね、「いずれにしても理論」は図示に向かないでしょ? (誰に言っている?
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