家庭の事情というやつで、週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。その折に、高齢の身内の無聊を紛らわすため車で近場に連れ出している。
先週は、開通したばかりの新濃尾大橋を通って萬葉公園高松分園のハナショウブを見に行った。新濃尾大橋は目新しかったものの、ハナショウブは盛りにちょっと早かった。
そんなで今週は、やはりハナショウブが名物の曽根城公園を提案してみた。ただし曽根城公園は萬葉公園と同様毎年のように訪れており、目新しいところがないのがちょっと心配だった。
幸い先週、ローカルTVの天気予報のトピックでここの映像が流れたとのことで、話に乗ってくれた。よく言われることだが、高齢者にとって地上波TVの影響は大きい。
今年は道すがら、こんな看板が何枚も立っていた。
幟も立っていた。花の盛りを「祭」と表現しなければならないと、憲法か何かで決まってるんか~い!
ただしここは畝ごとに単一品種が植えられているのだが、満開の畝とツボミの畝がくっきり分かれていた。ハナショウブは品種ごとに開花時期に差があるのだろう。
花のない畝は、こんな調子だった。品種札は、ある畝とない畝があった。右は「万里の響」左は見当たらなかった。
花のない畝を撮ってもつまらないので飛ばして、花のあった畝のスマホ写真を貼っていく。例によって品種札があった畝は、品種名も文字起こしした。
「大納言」。
「春の海 江戸系」。ハナショウブには江戸系、伊勢系、肥後系などの系統があると、過去に文字起こしした説明書きに書いてあった。
「峰紫」。系統の書いてない品種札のほうが多かった。
この畝は、品種札そのものが見当たらなかった。
「愛知の輝き 交配種」。品種名に反応して撮ったが、輝いてない。
「紫雲の峰 肥後系」。
「桃源」。
引いた写真も1枚くらい貼ろう。
「初夢」。
品種札の見当たらなかった畝たち。黄色い花が一輪だけ咲いていたのが目立っていた。
そのそばにあった、花のにぎやかだった畝たち。
逆に、品種札はあったが花がまだだった畝たち。左「長井秀峰」、右「児化粧」。いずれも自ブログを検索すると、過去記事に花の写真を貼っていた。
左奥「駒繋 肥後系」、右手前「曙光 伊勢系」。
引いた写真を、もう一枚貼ろう。
「光の綾」。
株の倒れている畝もあった。こういう写真を貼るのは意地悪な気もしたが、こんなふうに小さな鉢で育てて並べているのだと、わかりやすいと思ったのであえて貼る。
左はライトアップ用のコンセント、右は自噴泉。曽根城公園の位置する大垣市は地下水が豊富でこういう自噴泉が多いので「水都」の別名がある。また多くの化学メーカーが、この周辺に工場を置いている。
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花の名所に行ったついでに、道の駅やJA産直に寄ることが多い。身内は、そういうところが好きなので。
今回はJAいび川農林畜産物直売所「よってみーな大野」に行った。自ブログを検索すると、去年の5月以来である。
時節柄、入口の張り紙が目を引いた。完売した「ハツシモ」というのは濃尾平野で多く栽培されるコメの銘柄である。他にも一家族5kgの購入制限や、お米の割引日の休止などのお知らせが。
店内。
入口左手に広いウメのコーナーがあった。身内は「梅ジュースを作りたい」なんて言っていた。
ウメの隣はメロンにスイカ。季節が進むのを感じる。
身内は、今年は新タマネギが安いと言っていた。
葉っぱもの。左から「小松菜」、「ふだんそう」、「水菜」。
フダンソウのラベルには、赤マジックで「うまいな」と手書きしてあったが、何なんだそりゃ? 検索するとフダンソウには「うまい菜」という別名があるようだ。
サヤインゲン。
しいたけ を撮らなければならない (なんで?
半額に値引きされた袋もあった。
アユの甘露煮。身内の好物ではあるが、あとで食べたところ頭と骨が固かった。今年は固いのばかりに当たっている。
お菓子のコーナーもあった。
店内の精米コーナー。ショーケースが見事に空っぽだった。
1次放出、2次放出の備蓄米をそれぞれ約94%落札したJA全農は、このJAいび川など各地JAの上部団体のはずだから、玄米を卸せばいいのにと思うのだが、なぜそうしないのだろう? 1次、2次放出備蓄米の流通割合、低いんじゃなかったっけ?
今回の身内の買い物。左上から時計回りにアユ甘露煮、栗せんべい、青梅、サヤインゲン、フダンソウ。
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帰途、この日に限ってなぜか「ファーマーズマーケット中川店」というところの看板が目に入った。少し寄り道すれば、すぐじゃないか! なんでこれまで目に入らなかったのあろう? 普段よそ見をせずまっすぐ前を見て運転していたから、ということにしておこう。
身内に「寄り道してみます?」と尋ねたら乗ってくれたので、行ってみた。
「ファーマーズマーケット」はJAにしみのの直売所の愛称、「よってみーな」はJAいび川の愛称。JAにしみのとJAいび川は、いずれもJA全農傘下ではあるが管轄するエリアの異なる別組織である。
ファーマーズマーケット中川店は、JAにしみの中川支店と駐車場を共用していた。広い駐車場だったので停めやすかった。
だが店舗は、とても小さかった。店内全景。それでもおそらく地元の住人にとっては、便利な直売所なのだろうと想像する。
ただし、しいたけ は見当たらなかった。残念! (なぜ
精米コーナー、やはりあった。ただし「1家族5kgまで」「本日分、終了」のPOPがあった。
年配の男性客が女性店員に「コメはないのか?」とやや強い口調で問いかけているのが耳に入った。
カスハラっぽくって嫌だなと内心思いつつ、同時に、1次放出、2次放出の備蓄米をそれぞれ94%落札したJA全農は、このJAにしみのの上部団体でもあるはずだから、玄米を卸せばいいのにと、またしても思ってしまった。1次、2次放出備蓄米の流通割合、低いんじゃなかったっけ、といつもの天丼芸だが、今回は我ながらトゲがあっていやらしい。
私の性根は、カスハラじじいと大差ない。
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