目次 各「その1」のみ クリックで詳細表示
(1)第1景【現代編】猪飼家のマンションにて(1/6: 本稿)
(13) 第3景【鎌倉編】馬借・欠七(1/2)
(15) 第4景【現代編】個室病棟にて(1/2)
(17) 第5景【鎌倉編】ボクの無双(1/2)
(19) 第6景【鎌倉編】被差別集落(1/4)
(23) 第7景【鎌倉編】霊感商法(1/5)
(28) 第8景【現代編】ボクシング
(29) 第9景【鎌倉編】地頭・稲田(1/2)
(31) 第10景【現代編】哲学者
(32) 第11景【鎌倉編】心霊教ふたたび
(33) 第12景【現代編】裵〔ペ〕デスク
(34) 第13景【鎌倉編】刺客
(35) 第14景【現代編】守衛
(36) 第15景【鎌倉編】大団円(1/4)
(40) 第16景 鎌倉編の後始末
(41) 終景 現代編の後始末(1/3)
新着お目汚しを避けるため、日付をさかのぼって公開しています。今月こればっかりだな。
1年とちょっと前に、こんな連載をアップロードした。
主人公の若きラノベ作家・猪飼ミチヒロに、また会いたくなった。
奥さんの尾藤真琴にも、大手出版社「秘密結社」の裵〔ペ〕デスクにも、また会いたくなった。
私の創作したキャラだ。会いたくなったらまた書けばいい。
だが「若くて有能な作家」という設定がネックである。作風は私の過去の 創作 カテゴリーで書いてきたようなものを想像していただくしかないが、10倍以上の執筆時間と10倍以上の執筆スピードの持ち主ということにしよう。すなわち100倍以上の生産性ということになるが、職業作家はそのくらいの能力がなければ務まらないだろう。
あと定量的な比較はできないが、文章も10倍くらいは巧いということにせねばなるまい。私は自分のブログを読み返して、自分の文章の下手クソさ加減にいつもイライラしている。
なんとなくマンガ家の水島新司が、実在したら大谷イチロー落合王といった20年に1度クラスの主人公たちを描いてきたことを想起した。水島は自らも草野球をプレイしたというが、大谷イチロー落合王らほどのプレイヤーだったわけではあるまい。
とはいえ週刊連載という至難事を一時的な中断あれど50年以上も継続してきたという偉業は、野球界でいえば大谷イチロー落合王らに匹敵するかな…まあいいや。ネガティブなことばかり考えるのはやめよう。
なお前作『学校なくなっちゃった!』は、いまだにちょこちょこ手を入れてはいるものの、べつだん何らかのアクションも起こさず自ブログに放置している。理由はあるのだが、恥ずかしいからここには書かない。
今回もまずはアイデアを順不同でダンプして、気長に手を入れていく予定。新着お目汚しを避けるため日付をさかのぼって公開する理由は、それである。
まずは登場人物一覧を。現時点で名前が決まっていないキャラも多い。
【現代編】
猪飼 道大〔いかい みちひろ〕:主人公、ラノベ作家
尾藤 真琴〔びとう まこと〕:主人公の妻
裵〔ペ〕:大手出版社「秘密結社」ラノベ編集部次長
尾藤 伊佐子〔びとう いさこ〕:真琴の母 (主人公の義母)
聡己〔さとみ〕:主人公夫婦の長男
結衣〔ゆい〕:主人公夫婦の長女
【鎌倉編】
善信〔ぜんしん〕/ 藤井 善信〔ふじい よしざね〕:流人、主人公の転生
捨六〔すてろく〕:馬借車借
欠七〔かけしち〕:馬借車借
後藤左官:善信配流先の郡司 (朝廷側出先機関の長)
西明〔さいみょう〕法師:善信の越後国における寄宿先・紫雲寺の住職
金〔きん〕老人:被差別部落の頭
マメ:真琴と生き写しだが現代編より15歳くらい若い
イネ:マメの母。伊佐子と生き写しだが現代編より15歳くらい若い
カメ:新興宗教の信者で、イネから大金を巻き上げ続ける
鶴御前:霊感商法で暴利をむさぼる新興宗教の教主
名前のない新興宗教側の荒事師たち:早い話が「やられ役」
稲田十郎五郎:善信配流先の地頭 (幕府側出先機関の長)、北関東の名門の連枝
只丸〔ただまる〕:地頭が関東から連れてきた下男。聡己と生き写し。年ごろも現代編の聡己と同じ
尉〔じょう〕:刺客
法然、後鳥羽上皇、北条義時ら歴史上の人物が、名前だけ登場する。
それから「3つのしもべ」のうち「秘書インコ」が登場する。正体はスマホだが中継局がないので通信機能はない。ただし2025年時点でアクセス可能だった日本語データベースは、だいたいキャッシュしているという無茶な設定。ようするに説明係。
今回も形式は「レーゼドラマ」ならぬ「レーゼシナリオ」で。ぶっちゃけマンガ原作のつもりである。マンガ原作の書式はフリーダムだと聞いたことがあるので。
第1景【現代編】猪飼家のマンションにて
午前中の明るい光があふれるマンションの一室。
子どもたちを学校に送り出したあとの猪飼夫婦。
道大は、パソコンの遠隔会議で裵デスクと打ち合わせをしている。
真琴は、長椅子に腰かけてタブレットで読書している、が裵の声は聞こえる。
道大「2作続けて夢オチってわけにはいかないでしょう」
裵「『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』」
真琴、笑顔で「一瞬で論破されてやんの」
道大、むっとした表情を見せる。
(この項続く)
追記:
続きです。
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